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大昆虫展で子供たちにキャリア教育を実施、ネオキャリア

東大生物マスターが自身のキャリアと探究から学んだことを講演

株式会社ネオキャリアが「大昆虫展」のイベントプログラムに出展

人材総合サービス会社の株式会社ネオキャリアは、2024年7月29日に東京スカイツリータウンで開催された「大昆虫展」のイベントプログラムに出展した。

昆虫や小動物の研究を行う東京大学大学院生の加藤凛久(かとう・りく)氏と協働し、昆虫に関するクイズを実施したほか、「実はすごい虫」の紹介、加藤氏が昆虫への興味関心の探求から学んだことについて講演を行った。

当日は、午前と午後の部で2回の講演を実施した。子供たちは、ネオキャリア社員と加藤さんが出題した昆虫クイズに積極的に挑戦し、加藤氏が紹介するハサミムシの子育てに関する話にも真剣に耳を傾けた。

加藤氏のキャリアについての講演では、幼少期に昆虫への興味を抱いてから、将来の夢に向かってどのような努力を重ねてきたかについて詳しく語られた。

同イベントは、昆虫をきっかけに参加した子供たちの興味や関心を深め、多様な未来について考えるキャリア教育として実施された。また、専門知識を持つ大学院生を講師として招くことで、彼らのキャリア支援にもつながっているという。

「ネオキャリアのカッパのおっちゃん」:ネオキャリア 社長室 サステナブル推進担当 高山功平氏(左)と加藤凛久氏(右)

■講師コメント:東大生物マスター 加藤凛久氏(東京大学大学院 応用動物科学専攻)
大昆虫展に参加し、子供たちの虫に対する深い興味に驚かされました。クイズにも積極的に参加していただき、とても楽しい講義になりました。何かに興味を持ち、そこから考えることは、さまざまな分野に応用可能な知識や思考力を育む上で非常に効果的です。今回の講義が子供たちの探究心を育む一助になれば幸いです。

・プロフィール
幼少期から昆虫に興味を持ち、小学5年生で「ファーブル昆虫記」を読破。現在、大学院でドブネズミの行動学を研究し、将来は生物行動学で社会課題解決を目指す。環境教育プログラムの講師としても活躍中。

■講師コメント:ネオキャリアのカッパのおっちゃん(ネオキャリア 社長室 サステナブル推進担当 高山功平氏)
東大生物マスターで「虫博士」である加藤氏の夢の実現を後押しするため、企業のサステナブル推進の一環として取り組んできた「生物多様性保全活動」に興味を持っていただき、今回につながったことをとてもうれしく思います。企業が地域とのつながりや自然環境への関心を高めることの重要性を改めて実感しました。今後も、連携によるサステナブルな活動に地道に取り組んでいきます。

・プロフィール
「カッパのおっちゃん」としてサステナブル活動を行い、子供たちを楽しませる。10年間の子育て支援とスポーツ指導の経験があり、企業で18年間サステナブル推進を担当。セミナー登壇100回以上、受賞歴多数。