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AKA株式会社の「Musio ESAT-J通信教育」が葛飾区立本田中学校で実証実験

人工知能エンジンを用いた英語学習ソリューション「Musio ESAT-J通信教育」を開発するAKAは、葛飾区立本田中学校と実証実験を行うことを決定したと発表した。3年生を対象に2024年秋頃の実施を予定している。

実証実験では、Musio ESAT-J通信教育を生徒が一定期間利用し、複数回のテストを通じて、学習効果・記憶保持効果を測る。

ESAT-J(イーサットジェイ、English Speaking Achievement Test for Junior High School Students)は、東京都が2022年より実施している英語スピーキングテスト。2023年11月の試験では約7万人の中学3年生が受験した。2024年からは都内中学校1年生と2年生を対象としたテストESAT-J YEAR 1(Y1)・ESAT-J YEAR 2(Y2)も導入される。

AKAでは、ESAT-Jを基盤としたスピーキングテスト対策アプリ「Musio ESAT-J・Musio ESAT-J通信教育」を開発して提供している。Musio ESAT-J通信教育では、ユーザーが話した英語の回答をAIが分析し、テスト終了後にすぐに採点結果とフィードバックを表示する。通常では人間が行う、採点・フィードバック部分をAIが担うことで、テストの採点基準に沿った安定した採点と、客観的なアドバイスを提供できるようになっている。

今回AKAは、Musio ESAT-J通信教育の効果を検証するとともに、その結果を用いてより良いソリューションへと改善するため、葛飾区立本田中学校と実証実験の実施を決定した。2024年11月にESAT-Jの受験を控える3年生にとっても実践練習の場になることが期待される。

実証実験で得た結果は、英語学習者により良いソリューションを提供できるよう、アプリの改善・改良に役立てていく。また、AKAでは引き続きMusio ESAT-J通信教育の実証実験に協力する教育機関を募集している。