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BenQ、Google EDLA認証を取得した電子黒板「BenQ Board RP04/RM04」を発売
GMSに対応し多様なアプリが利用可能
2024年1月15日 09:30
ベンキュージャパン株式会社(以下、BenQ)は、ビジネスおよび教育機関向けに開発した多機能電子黒板(インタラクティブホワイトボード)の新製品「BenQ Board RP04/RM04」を2024年1月11日に発売した。
解像度はいずれも4K UHD(3,840×2,160)で、サイズはRP04が65インチ/75インチ/86インチ、RM04が65インチ/75インチ。価格はオープン価格で、65インチモデルのビジネス向け市場想定価格(本体のみ、配送込み、2024年1月10日時点)は、RP04が59万円(税込)、RM04が57万円(税込)。
BenQ Board RP04/RM04は、BenQ製品で初めてGoogle EDLA(Enterprise Devices Licensing Agreement)認証を取得したのが特徴。EDLA認証により、通常のAndroidスマートフォンなどと同様に、Google PlayストアなどのGoogle Mobile Service(GMS)が利用できる。これにより、オンライン会議アプリをはじめとする多様なアプリをGoogle Playストアからインストール可能なほか、Google Playプロテクトによりアプリやデバイスの安全性を確保できる。
BenQ独自のアプリも備えている。
ワイヤレス画面共有アプリ「InstaShare 2」は、PC・タブレット・スマートフォンなどのデバイスへの画面共有や、逆に端末の画面のBenQ Boardへのワイヤレスでのミラーリングが可能。
注釈メモツールアプリ「フローティングツール」は、他のアプリで表示しているコンテンツ画面上に、ペンで注釈メモを書き込んだり、画面をキャプチャしたりすることができるアプリ。
ホワイトボードアプリ「EZWrite 6」は、蛍光ペンや付箋、作図に便利な定規やコンパスなどの各種ツールに加え、会議やプレゼンテーションで役立つタイマーやストップウォッチ、抽選機能なども備えている。また新たに、挿入した画像内のテキスト読み上げや多言語翻訳機能も搭載。さらに、BenQ Board RP04では、画像内の文字をテキストデータとして抽出するOCR光学文字認識機能も搭載している。
なお、教室などでの使い勝手から、給電機能も備えたUSB Type-C端子類は本体側面にまとめている。
そのほか、BenQ独自のアイケア機能ClassroomCareテクノロジーとして、Eyesafe認証のブルーライト軽減や、画面のちらつきを抑えるフリッカーフリー機能を搭載し、アンチグレア加工を施している。
また、スクリーンやリモコン、付属するタッチペンは抗菌仕様となっている。BenQ Board RP04では、空気品質センサーやマイナスイオン発生器も搭載している。
ICT管理者向けには、複数ユーザーでの使用を想定したアカウント切り替えに対応するアカウント管理システム(IAM・AMS)や、複数デバイスのステータス確認および一括管理をクラウド上で実現するデバイス管理ソリューション(DMS)を搭載している。