ChatGPTとAI画像生成サービスを活用した、女子生徒向け「STEM系適職診断ツール」を公開

公益財団法人山田進太郎D&I財団は、10月11日の「国際ガールズ・デー」に合わせて、女子生徒向けの「STEM（理系）系適職診断ツール」を発表した。同ツールは、ChatGPTの回答とAI画像生成サービス「Midjourney」を活用して作成したもので、女子生徒が楽しみながらSTEM分野における未来のキャリアの可能性を発見し、STEMへの進学を促進することを目的としている。

日本の女性のSTEM分野への進学率の低さは、2022年の教育未来創造会議の提言や、2023年に行われた同財団の調査でも明らかにされた。要因としては、理系教育の体験不足や、理系進学や就職に対して具体的なメリットを感じられる体験、特に女性ロールモデルの不在が原因であることが指摘されている。

STEM（理系）系適職診断ツールは、女子生徒が楽しみながら、STEM分野への関心を高め、STEM関連のキャリアを追求することを支援するのが目的。ユーザーは4つの質問に回答するだけで、16種類の異なるSTEM分野の職業の中から最適な職業を診断できる。診断結果には、STEM分野で活躍する女性のアニメキャラクターがビジュアルとして表示され、職業の内容も紹介される。