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エレコム、子供のPC学習用キーボード「KEY PALETTO」を5月中旬発売、iOSやWindows用など4タイプ

大阪電気通信大学との産学連携プロジェクト

指別に色分けした「KEY PALETTO」

 エレコム株式会社は、はじめてキーボードに触れる子供でも楽しく学ぶことができるというPC学習用キーボード「はじめてのキーボード“KEY PALETTO”」を5月中旬に発売する。大阪電気通信大学 兼宗進副学長をはじめとする監修チームとの産学連携プロジェクトとして開発されたもの。iOS用、Windows用や接続方法で4タイプ用意、価格は3780円~4980円。

 KEY PALETTOの特徴として、子供の手に合わせ、通常よりも小さい17mmのキーピッチとしたほか、キートップの指別の色分け、指先に合わせてデザインしたキー形状、アルファベットに不慣れな年代向けに実際に入力される文字と同じようにアルファベットを小文字としたほか、かな表示もない。キートップの色分けは色の判別が苦手な子供でも判別しやすい色を選んでいる。

キーピッチは通常より小さめの17mm
押す指別に色分け
入力された文字がわかりやすい小文字表示
色の判別が苦手な人でも判別しやすい色を選択した

 さらに、無意識に押しやすいCapsLock機能無効化スイッチを搭載、使用頻度や機能によってキー形状に変化をつけてタッチタイプを学びやすくした。

CapsLock機能無効化スイッチ

 ローマ字サポートカードが付属し、立てかけられるカードスタンドが付属。さらに、キーの名前を書いた「読みがなシール」を付属しており、必要に応じて貼り付けることができる。

カードスタンドを装着時
付属のカード
キートップに貼る読みがなシールが付属する

 耐久性として、キーは最大500万回の打鍵に耐えられるほか、キーのすき間にペン先や定規を差し込みにくくし、いたずらに備えた。本体裏面には名前記入スペースも設けている。なお、キーストロークは2.5mmで、キータイプはメンブレンとなっている。

 KEY PALETTOは4タイプ用意されるが、Bluetooth接続は「Windows 11/10・Crome OS 対応Bluetoothタイプ(TK-FS10BMKBK)」(4980円)と「iOS 16・iPadOS 16対応Bluetoothタイプ(TK-FS10BMKIBK)」(4980円)の2タイプ。さらに、レシーバーをPCに接続するだけの「USB 2.4GHz無線タイプ(TK-FS10DMKBK)」(4480円)と、USBケーブルでつなぐ「USB有線タイプ(TK-FS10UMKBK)」(3780円)をそろえている。

Windows 11/10・Crome OS 対応Bluetoothタイプ(TK-FS10BMKBK)
iOS 16・iPadOS 16対応Bluetoothタイプ(TK-FS10BMKIBK)
USB 2.4GHz無線タイプ(TK-FS10DMKBK)
USB有線タイプ(TK-FS10UMKBK)

 USB 2.4GHz無線タイプとUSB有線タイプのキー配列はWindows 11/10・Chrome OS 対応に準ずる。USB 2.4GHz無線タイプのUSBレシーバーは紛失を防ぐため、見つけやすいオレンジ色を採用する。Bluetooth、無線タイプはアルカリ単3乾電池1本で2年使えるという。

 スタンドを立てない場合の本体のサイズは267×136×23mm(幅×奥行×高さ)で重さはBluetoothと無線タイプが電池含まずに310g。有線タイプはケーブルを含んで315gとなる。

大阪電気通信大学との産学連携プロジェクト
左から、大阪電気通信大学 兼宗進教授、長瀧寛之教授、大村基将特任講師