ニュース

大阪電通大が東京ゲームショウに16回目の出展、「次世代人材育成」の最前線を発信

昨年の東京ゲームショウの大阪電気通信大学ブースの様子

大阪電気通信大学は、2025年9月25日(木)から28日(日)まで、千葉県千葉市の幕張メッセで開催される東京ゲームショウ2025に出展すると発表した。同大学は16回目の出展となり、大学生だけでなく大阪電気通信大学高等学校の生徒も参加。学園全体での取り組みとして展開する。

展示ブースでは、学内選抜を通過した7つのゲーム作品に加え、東映株式会社ツークン研究所との産学連携によるプロジェクトや、メタバースプラットフォーム「cluster」で四條畷キャンパスを再現したゲーム作品などを公開予定だ。

学内最終審査の様子

出展するゲームは、3Dアクションや対戦型ゲーム、スマートフォンアプリなど多岐にわたり、来場者は実際に試遊できる。学生自身がブースで直接説明を行うことで社会との接点を持ち、来場者のフィードバックを学びにつなげるという。

2体のキャラクターを一人で操作し、制限時間以内にゴールまでお宝を運ぶマルチタスクアクションゲーム「Burnout!」

ブースの設計も学生によって行われ、建築・デザイン学部空間デザイン専攻の学生がデザインを担当。「遊びと学びの融合」をテーマにしており、来場者に新しい体験を提供するだけでなく、撮影にも適した空間となっている。

大阪電気通信大学は、国内で初めて「ゲームを学ぶ学科」を設置した大学として、産学官連携によるクリエイター育成に力を入れてきた。今回の東京ゲームショウへの出展は、教育実践の成果を広く社会に示すものと位置付けている。

■東京ゲームショウ2025 大阪電気通信大学 デジタルゲーム部門出展作品