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「すらら」を大幅リニューアルした「Neo すらら(仮)」の開発に着手

2025年リリース予定

すららネット

対話式ICT教材の開発と提供を行う株式会社すららネットは、グループ会社のファンタムスティック株式会社と共に、現在提供している「すらら」に創業以来の大幅な改良を加えリニューアルする「Neo すらら(仮)」の開発に着手したと発表した。2025年のリリースを目指す。

・蓄積した学習による個別最適化学習の実現を目指す

すららネットは、アニメーションキャラクターによるレクチャー機能と、AIを活用したアダプティブなドリル機能、テスト機能を装備したICT教材「すらら」をを開発・提供している。また、「すららドリル」「ピタドリ」「Surala Ninja!」も開発・提供している。

「Neo すらら(仮)」では、すららネットのICT教材で蓄積された膨大な学習データを活用することで、一人ひとりに最適な学習内容をこれまで以上に精度高く提示できるようになるという。さらに、学習者のバイタルデータなども活用し、より詳細・的確に学習者の状況を把握し、最適な学習体験の提供を可能にすることを目指す。

また、新たにAR・VRを搭載し、より深い理解や定着を図るコンテンツの提供も予定。「Neo すらら(仮)」の将来的な拡張を見据え、学習者がそれぞれ学びたいものを選んで使えるような設計にすることに加え、ユニバーサルな視点でデザインも刷新する。

・先生や保護者がより適切にサポートできるように

学校の先生や塾の講師、保護者などが、児童生徒の学習をより適切にサポートできるようにもする予定だ。児童生徒などの学習者を中心にして、学習者に関わる大人が全員で情報を共有し学習者をサポートし、見守りができるシステムを構築する。そして、児童生徒に対する適切な学習指導はもちろんのこと、自己肯定感を高めるための声掛けを通じて、子どもたちが自信を持って社会で活躍できることを目指す。

・汎用性・拡張性により、品質や開発コスト抑制、他社の協業を狙う

「Neo すらら(仮)」では、新技術を多く採用する計画。汎用性・拡張性が格段にあがることにより、開発スピードやシステム開発における品質の向上、開発コストの抑制につながることを想定している。さらに、汎用的な開発環境を構築することで、すららネット自社での開発に加え、他社との協業によるコンテンツの連携など、幅広いサービスの提供も可能だという。