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聖徳学園、2024年4月より高校課程に「データサイエンスコース」を開設

文理融合型で幅広く学べるプログラムを提供

学校法人聖徳学園(東京都武蔵野市 / 以下、聖徳学園)は、2024年4月より高校課程に「データサイエンスコース」を開設すると発表した。

コロナ禍の社会構造の変化によって、各業界のDXも急速に進み、社会を取り巻くIT環境は大きく変化している。特に AI技術やデータ関連領域の発展はめざましく、政府が旗振りする「AI戦略」では、 AI技術やデータサイエンスの素養を身に着けた人材育成を目標としており、大量に蓄積されたデータから社会に有益な知見を引き出す「データサイエンス」がより一層注目されている。

この領域は、高等学校で必履修となった「情報 I」にも含まれているが、より高度な人材育成をめざすためには、文系・理系を問わず、早い段階から素養を身につけることが重要となっている。

こうした背景をうけて、聖徳学園では2024年4月から高校課程に「データサイエンスコース」を新たに開設。データサイエンスに明るく、国際バカロレア(IB)教員であるドゥラゴ英理花氏のリーダーシップのもと、”教科の壁 ”を超えた英語力強化に加え、ビッグデータを読み解ける力を養う。また、豊富な知識に裏打ちされた創造的発想を可能とするリベラルアーツ教育も取り入れ、文理融合型で幅広く学べるプログラムを提供する。

聖徳学園中学・高等学校 学校長 伊藤正徳氏

聖徳学園中学・高等学校 学校長 伊藤正徳氏は、「未来を生きる子どもたちが、日々デジタル化が進む世界を舞台に活躍するためには、データサイエンスが次なる手段として有効だと考え、データサイエンスコースの開設に至った。あらゆる角度からものごとを分析し、思考できる力は、どの分野においても重要であり、社会に貢献できる活躍人材の輩出を目指していく」とコメントしている。

聖徳学園は、「『考える力』を一生の財産に」をスローガンに、幼稚園、小学校、中学校、高等学校と15年間の一貫した教育で「考える力」を育む。目まぐるしく変化する社会の中で、世界を舞台に活躍するための力を、ICT教育・グローバル教育・STEAM教育を軸に実践。2021年には革新的な教育機関として、Apple Distinguished Schoolにも認定された。