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小6が商品開発から接客まで挑戦、「ほっとカレー」を販売

株式会社丸井が、町田市立小川小学校の6年生が商品開発した「ほっとカレー」の販売体験を町田モディで実施(出典:株式会社丸井グループ、以下同じく)

株式会社丸井は、町田市立小川小学校の6年生が開発した「ほっとカレー」を児童が販売する体験を実施したと2026年9月26日に発表した。今回の取り組みは、実践型探究学習「カレー科の時間」の一環で、2026年9月11日から15日まで東京都町田市の町田モディで実施している。

カレー科の時間は、カレーを題材として、子供たちが社会とのつながりを学ぶ探究学習で、株式会社幕明が取り組んでいる。町田市立小川小学校の児童は、「どんなカレーなら食べた人に喜んでもらえるだろう?」と考えながら、商品のコンセプトや味、ネーミング、パッケージデザインまで自分たちで企画。完成した商品を実際の店舗で来店客に届けるところまでを経験した。

町田市立小川小学校の6年生が開発した「ほっとカレー」

販売初日の9月11日には、児童10名が開店前から町田モディに集まり、カレーの箱にシールを貼るなどの準備を行っている。児童たちは、開店前に接客の基本について説明を受け、声のかけ方や商品の特徴を伝える方法を確認した。

開店後、児童は店頭で来店客に声をかけ、自分の言葉で商品の特徴を説明。町田モディのスタッフから伝え方について助言を受けると、その内容をすぐに接客へ取り入れる場面もあったという。商品を紹介するだけでなく、「どうしたら自分たちの想いがお客さんに伝わるのか」を考えながら、接客にも工夫を重ねている。

店頭で来店客に声をかける児童たち
レジからも声かけ

販売前、児童たちは「買ってくれるのは保護者が中心なのでは」と考えていた。実際に店頭に立つと、保護者でも卒業生でもなく、小川小学校を知らないお客さんが次々と「ほっとカレー」を購入した。

丸井によると、「小学生の元気な呼び込みがあったから買いました」「自分が小学生の頃は、こんなすごいことはできなかった。商品化して販売するなんてすごいと思って購入しました」「子供たちが一生懸命だったので、感動して買いました」といった声が購入者から寄せられたという。

接客は、児童にとって伝え方を考える機会にもなった。児童たちは「一方的に話すだけでなく『相手はどう感じているか』を意識できた」「人前で大きな声を出したりするのが苦手だったけど、今回は恥ずかしがらずにしっかり大きな声を出すことができたから良かった」「お客さんに説明などをすることで、店員としてお客さんとの関わり方が実践を通して成長した」などと振り返っている。

店頭では、購入者にメッセージボードへの記入も依頼した。児童は商品の購入後にどのように声をかければ伝わるかを考え、自分の言葉で協力を呼びかけ。商品を売るだけでなく、来店客の反応を受け取り、次の行動を考える経験となった。

購入者からの言葉が書き込まれたメッセージボード