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落ちものパズルで高校化学を学習、スマホアプリ『Structura 元素合成』が登場

合同会社SNAPLACEが、高校化学の無機・有機・高分子の反応を落ちものパズルで覚えるスマートフォンアプリ『Structura 元素合成』の配信を開始(出典:合同会社SNAPLACE、以下同じく)

合同会社SNAPLACEは、高校化学の無機・有機・高分子の反応を落ちものパズルで覚えるスマートフォンアプリ『Structura 元素合成』を2026年8月11日よりGoogle PlayとApp Storeにて配信を開始した。

Structura 元素合成は、画面上から降ってくる元素やイオンをつなぎ合わせ、条件に合った物質を作る学習ゲームだ。例えば、HとOをつなぐと−OHとなり、さらにHを加えるとH₂Oになる。結合できる数や、電荷の条件が合った場合にだけ物質が完成する仕組みを採用している。

反応によっては、材料を組み合わせるだけでは進まず、加熱Δ、電気分解⚡、光hν、触媒catの4種類の実験装置を使い分けることで初めて反応が起こる。「水は加熱しても分解せず、電気分解によって水素と酸素に分かれる」といった条件もゲームで覚えることが可能だ。

『Structura 元素合成』のゲーム画面

収録する反応は無機・有機・高分子を合わせて356件で、図鑑には308件を掲載。ステージ数は全46ステージとなっている。接触法・オストワルト法・アンモニアソーダ法・溶鉱炉などの工業的製法のほか、銀鏡反応・ヨードホルム反応・糖・アミノ酸・タンパク質の呈色反応なども収録している。ベンゼン環は六角形、グルコースは環の形で表示し、沈殿は底に沈み、気体は上へ抜ける表現を取り入れた。

学んだ内容を確認する仕組みとして、ステージをクリアするたびに3問の小テストを出題。生成物を隠した4択問題となっており、間違えた反応は記録され、次回以降の小テストで優先的に出題される。また、その反応に必要な材料がゲーム盤に落ちやすくなる。目的の物質については、作り方ボタンから材料を組み合わせる手順を確認できる。

元素はキャラクターとして登場し、各ステージは見習い化学者「モル」との短い会話から始まる。なお、対象となるのは化学反応で、mol計算・化学平衡・電気化学・熱化学・結晶格子などの理論化学の計算分野は収録していない。

料金は、単元1から3までの14ステージと図鑑91件が無料。残る32ステージと図鑑217件は500円(税込)の買い切りで開放する。追加課金やサブスクリプション、広告、ガチャ、スタミナ制はなく、個人情報も収集しないとしている。

SNAPLACEは、高校化学の無機・有機分野は「AとBを反応させると何ができるか」の積み重ねであり、教科書や一問一答を眺めるだけでは「見ればわかる」で止まりがちで、沈殿の色や気体の製法、有機の反応系統がなかなか定着しない課題があると指摘。この暗記方法を「読む」から「手を動かして組み立てる」に置き換えるために同ゲームを開発したという。