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机はあるが名簿には載らない? 支援級在籍児童生徒の通常級での扱いを調査
2026年6月22日 08:00
特定非営利活動法人School Voice Projectは、小学校から高校年齢の児童生徒が通う一条校に勤務する教職員に対し、特別支援学級在籍の児童生徒を通常級でどう扱っているかを尋ねたアンケート結果を公開した。
通常級の出席簿では、特別支援学級在籍の児童生徒が載っていないとの回答が全体の51%だった。「ほかの児童生徒と同じように載っている」の回答は39%で、「名簿の最後に載っている」は10%となっている。校種別では、小学校は「載っていない」が62%で最多となり、中学校は「載っている」が52%で最多だった。
健康観察簿では、「ほかの児童生徒と同様に載っている」が全体の61%で、「載っていない」は25%、「名簿の最後に載っている」は14%だった。学級名簿では、「ほかの児童生徒と同様に載っている」が全体の68%で「載っていない」は15%、「名簿の最後に載っている」は17%となっている。
設備については、「通常級の教室などに特別支援学級在籍の児童生徒の机がある」との回答が全体の9割以上だった。内訳は小学校が94%、中学校は100%となっている。
一方、ロッカーがあるとの回答は小学校が82%、中学校が81%で、机よりは配置数が少ない。School Voice Projectでは、回答数に限りはあるとしながらも、机は14校に1校、ロッカーは5校に1校が「支援級の児童生徒のための設備が通常級にない」結果としている。
自由記述では、通常級の一員として同じ扱いにすべきだとする意見がある一方、成績処理や指導要録などのデータの扱いが別のため、名簿の扱いが異なるのはやむを得ないという意見や、特別支援学級が親学級なので、名簿や出席簿が通常の学級に載っていなくても特に問題ないという意見もあった。
また、「名簿や靴箱、カバン棚などは通常学級と同じ扱いだが、自分の学級児童として扱うことを拒む担任がいる」「担任によって対応に温度差があるので、個別に対応している」「学年ごとに対応を微妙に変えていてややこしい」という現場内の温度差に関するコメントも寄せられている。
School Voice Projectによると、「児童生徒から見える名簿は通常級に統合し、公簿上は支援級在籍児童生徒の番号を欠番として処理する」という運用を行っている事例が見られたとし、子供の所属感・インクルーシブ教育の理念と現場における実務との両立を図る解決策として参考になるとしている。





























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