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タイピングとAI英単語で個別最適な学び、learningBOXが特別支援学級でICT授業を実施

learningBOX株式会社が、たつの市立龍野東中学校の特別支援学級において、ICTを活用した体験授業を2026年7月8日に実施(出典:learningBOX株式会社、以下同じく)

learningBOX株式会社は、たつの市立龍野東中学校(たつの市立龍野東中学校)の特別支援学級の生徒を対象に、eラーニングシステム「learningBOX」のタイピング教材とAIを活用した英単語学習ツール「えいたんごクイズ」を使った体験授業を2026年7月8日に実施した。

今回の授業は、learningBOXと龍野東中学校による初の学校連携として行われた。2025年に同校の生徒を「トライやる・ウィーク」で受け入れたことをきっかけに交流が始まり、ICTを使った学習の機会を地域の生徒に提供する取り組みにつながっている。

トライやる・ウィークは、兵庫県が実施している中学2年生を対象とした体験学習週間で、生徒の成長や地域社会との連携、学校教育の充実を同時に実現することを目指すもの。

体験授業の当日は約2時間のプログラムを実施した。冒頭では、同校の卒業生でもあるlearningBOX代表取締役の西村洋一郎氏が、学生時代やたつの市で起業した経緯、授業で使用するeラーニングシステム「learningBOX」について説明。その後、たつの市や龍野東中学校などを題材にした10問のクイズを実施している。

達成感や集中力を楽しく育むタイピングチャレンジでは、生徒がそれぞれの習熟度に合った教材を選び、自分のペースで挑戦。繰り返し練習を重ねながら入力精度の向上を目指し、前回より正確に入力できたことを喜ぶ生徒や、友達同士で成果を見せ合う姿が見られた。

(左)タイピングチャレンジの学習コンテンツ、(右)タイピングチャレンジに取り組み、結果発表を待つ生徒

英単語学習では、英単語の意味を4択で答えるえいたんごクイズを使用した。生徒たちは、兵庫県内の中学校で使われている英語教科書の中から、英語の授業や日常生活でよく使われる基本的な英単語1,700語を集めた「兵庫版中学生のための英単語集」~はばたけ世界へ!『はば単』をベースにした問題に取り組んだ。学習状況に応じてAIが出題内容を調整し、レベルが上がると問題の難易度も上がる仕組みとなっている。

(左)えいたんごクイズの問題例、(中央)成績画面、(右)えいたんごクイズにチャレンジしている生徒

授業後のアンケートでは、95%の生徒が「授業を楽しかった」と回答。タイピングチャレンジでは79%が「最後まで取り組めた」と答えている。えいたんごクイズでは問題が難しくなるにつれて苦戦したり、途中で集中が途切れたりする場面もあったが、「またこのような授業を受けてみたい」と回答した生徒は74%となり、多くの生徒がICTを活用した学習に前向きな関心を示した。

生徒の74%が「またこのような授業を受けてみたい」と回答

龍野東中学校の主幹教諭で特別支援コーディネーターの改野由佳氏は、普段とは異なる生徒の姿が見られ、自分に合う教材に出会うことで子供が自主的に取り組み始めることを改めて実感したという。また、「初めての大人との交流にもかかわらず、好奇心から助けを求めたり質問したりする姿があり、それこそが『学びに向かう姿』であると思っている」とコメントしている。