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診断テストから必要な教材を自動提示、learningBOXがアダプティブ・ラーニング機能を拡充

learningBOX株式会社が、「learningBOX」において「診断テスト結果に基づくコンテンツ表示」の機能拡充を実施(出典:learningBOX株式会社)

 learningBOX株式会社は、クラウド型eラーニングシステム「learningBOX」において機能拡充を実施、受講者が受けた診断テストに応じて学習者一人ひとりに最適な教材を自動掲示する機能を搭載した。社員研修といった企業利用のほか、塾や学校でも利用可能。

 同機能は、多くの教材コンテンツを利用できるようになった一方で、「自分に必要な教材がわからない」「目的に合った学習経路を見つけられない」などの声が聞かれることから開発。診断テストの結果をトリガーに教材を自動で出し分けることを可能にした。

学習状況や成績に基づき、学習者一人ひとりに最適な教材を提示(出典:learningBOX株式会社)

 例えば、管理者は条件設定を行うだけで最適な教材を提示できるため、診断テストをして、理解度が低い分野の補強教材を学習者に提示可能だ。生徒の学力テストの結果から、苦手分野を克服するためのドリルや解説教材を自動かつ個別に提供することもできる。

 また、複数の条件を設定できるため、個別最適化がさらにしやすくなる。学習者は常に自分のレベルや課題に合致した教材にアクセスできることから、learningBOXでは、より精度の高い個別最適化学習(アダプティブ・ラーニング)の実現につながるとしている。