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生徒に合った声かけを提示、ガイアックスが進路指導AI「Marvin」を提供
2026年8月4日 10:00
株式会社ガイアックスは、高校の教職員向けに、生徒の進路指導を支援するAIアシスタント「Marvin」の提供を開始した。あわせて、生徒や保護者が在籍する学校や地域への導入を希望できるリクエスト窓口も開設している。
Marvinは、生徒の成績や希望進路、面談記録などをもとに、面談や日々の指導でどのような声かけをするかを教員と一緒に考えるAIアシスタントである。ガイアックスによると、全国の教員が積み重ねてきた進路指導のノウハウや、学校教育に特化したデータをもとに設計したという。
利用時は、探究・キャリア教育のワークシート、面談記録、定期考査や模擬試験の成績など、生徒に関する情報をアップロードする。進路やキャリアの選択、大学入試の準備、課外活動などについて相談すると、生徒の情報を踏まえた声かけのヒントが提示される仕組みだ。
同社は、進路の選択肢が広がり、総合型選抜への対応など進路指導で求められる内容が増える一方で、指導が教員個人の知識や経験に左右されやすいことや、生徒一人ひとりと向き合う時間を確保しにくいことを開発の背景に挙げている。
同社によると、Marvinが進路や指導方針を決めるものではなく、情報の整理や面談準備を支援し、教員が最終的な判断を行うように設計しているという。生徒の個人情報については、プライバシーマークを取得したガイアックスの管理体制のもとで管理し、預かった情報は生徒支援のためにのみ利用。情報を守ることを最優先とし、AIの学習に情報を利用せず、第三者にも提供しないとしている。
料金は、Standardプランが生徒一人あたり月額1,000円(税別)。学校・学年・クラス単位での申し込みのみ対応する。主な対象は高校生で、中学校や小学校向けの内容は今後順次拡充する予定だ。
教職員向けにはMarvinのデモ申し込みと学校導入の窓口を用意した。生徒と保護者向けには、「自分の学校で使ってほしい」という希望を送る導入リクエストを受け付ける。寄せられた要望は、名前を伏せて学校や自治体へ伝える。
ガイアックス 教育事業部 部長の吉川佳佑氏は、高校で7年間教員を務めている。一番難しさを感じていたのが生徒の進路指導で、教員個人の知識や経験、勘だけで支え続けるのは、限界があると感じていたという。吉川氏は、教員の役割を代替するものではなく、生徒と向き合う時間や指導を支えるためにMarvinを開発した。

























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