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17歳以下のクリエータを支援、未踏ジュニアが2026年度参加者を募集

一般社団法人未踏が、独創的なアイデアと卓越した技術を持つ17歳以下のクリエータを支援するプログラム「未踏ジュニア」の参加者募集を開始(出典:一般社団法人未踏、以下同じく)

一般社団法人未踏は、17歳以下の個人や4人以内のグループを対象とした支援プログラム「2026年度 未踏ジュニア」の募集を開始した。独創的なアイデアと卓越した技術を持つ若手クリエータに対し、約6カ月間の開発支援を行う。

採択された参加者には、メンターや専門家による指導に加え、最大50万円の開発資金のほか、開発場所や機材の提供などを行う。参加費は無料で、成果報告会の会場までの交通費や宿泊費も負担する。

応募締切は、2026年3月28日(土)の23時59分。開発するプロジェクトの提案書と、オンライン面接による審査を経て採択者を決定する。プログラム期間は2026年6月から11月までの約6カ月間で、期間中は週1回程度のメンターとのミーティングを実施するほか、6月ごろにブースト合宿、8月ごろに中間合宿、11月上旬に成果報告会を実施予定だ。採択者は、ブースト合宿か中間合宿に現地参加が必要。

クリエータによる発表の様子(会場:GMO Yours・フクラス)

同法人は、ITを中心としたイノベーションを加速することを目的に設立。経済産業省所管の独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が運営する未踏事業の修了生を中心に、創造的人材を多角的に支援して、業界横断的なネットワークをつくることを目的としている。大学生や大学院生に比べ、小中高生はプロジェクト提案を磨く環境が身近にないことから、2016年に未踏ジュニアを立ち上げた。

未踏ジュニアでは、これまでに120件以上のプロジェクトや150名以上のクリエータを輩出。2018年以降は毎年100件以上の応募があり、幅広い分野のプロジェクトを採択してきた。主に水中ドローン向け自己位置推定システムや、数学学習支援AIアプリ、自然言語とGUIを融合した画像編集エディタ、ベストエフォート型光回線を複数利用した通信ルータの開発など、多様なテーマが含まれる。

UmiNavi — 個人開発者のための水中ドローン向け自己位置推定システム(松本慎太郎氏)
Mathmosis - 数学学習支援AIを搭載したタブレット向けアプリ(南 大地氏)
Gen5 - 自然言語とGUIの融合による柔軟な画像編集エディタ(船橋一汰氏、中村承太郎氏、松長侑南氏)
NextRouter -ベストエフォート型光回線を複数利用することで高速に通信を行うルータの開発-(長島昇平氏)

応募方法や支援内容の詳細は、公式Webサイトで確認が可能だ。