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未踏ジュニア、2024年度の参加者募集開始 応募締切は4月6日
2024年3月11日 12:03
一般社団法人未踏は、独創的なアイデアと卓越した技術を持つ、17歳以下のクリエータ向け支援プログラム「2024年度 未踏ジュニア」の募集を開始した。応募締切は4月6日 (土)まで。
未踏ジュニアは、採択されたクリエータに対し、メンターや専門家による指導、また最大50万円の開発資金や開発場所・機材を提供し、ソフトウェア・ハードウェアの開発を約5か月間にわたって支援するプログラム。参加は無料で、採択後のプログラムに関する費用(発表会場への交通費、宿泊費など)は未踏ジュニアが負担する。
対象は、2024年4月1日 時点で17歳以下の個人もしくは4人以内のグループ。4月6日(土)23時59分まで参加希望者の応募を受け付け、開発するプロジェクトの提案書とオンライン面接による審査を経て、採択者を決定する。
プログラミング教育の普及を背景に、IT技術への高い関心と技能を持つ小中高生が増えている。未踏ジュニアでは、そうした若いクリエータをさまざまな角度で支援し、活躍できる場を提供することで、突出したIT人材育成をめざす。2018年以降は毎年100件以上の応募が集まり、2023年度に採択されたプロジェクトには、以下のようなものがある。
- Voice Genius - AI x ゆっくり解説
- A9N: HALを用いて移植容易性を実現するマイクロカーネル
- AI 4コマメーカー
- Be Free - 話せない人が自由に会話できるアプリ
- 人名攻撃力表示装置 - 梅田三世 (改)
- Hopefully Automatic Train Operation: 没入感を高める!? Nゲージ列車 全自動走行システム
- ゼロから作るMotion Simulator
- 新型独立ステアリング機構の開発およびそれを用いたAGVモジュールの開発
- niwango.js - 動画のコメントでプログラミング可能なニワン語の実行エンジン
- Stask - 学生の課題進捗を助けるアプリ
- Capitalens
- 3Dプリンタで作る自作モーター
- Code Museum - 読むことだけに特化したソースコードエディタ
- lescued - AIで好みの曲を生成するシステム
・2023年度の成果報告会の様子