ニュース

未踏ジュニア、2022年度の参加者募集開始

独創的なアイデアと卓越した技術を持つ17歳以下のクリエーターを支援

一般社団法人未踏は、独創的なアイデアと卓越した技術を持つ17歳以下のクリエーターを支援するプログラム「未踏ジュニア」の2022年度の参加者募集を開始した。

未踏ジュニアは、採択されたクリエーターに対し、メンターや専門家による指導、最大50万円の開発資金や開発場所・機材を提供し、ソフトウェアやハードウェアの開発を約5か月間にわたって支援するプログラムだ。参加は無料で、採択後のプログラムに関する費用(発表会場への交通費、宿泊費など)は未踏ジュニアが負担する。

対象は、2022年4月1日 時点で17歳以下の個人もしくは4人以内のグループ。4月9日23:59まで参加希望者の応募を受け付け、開発するプロジェクトの提案書とオンライン面接による審査を経て、採択者を決定する。

一般社団法人未踏は、経済産業省所管の独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の事業である未踏事業のOB/OGを中心に、創造的人材を多角的に支援し、業界横断的なネットワークをつくることで、ITを中心としたイノベーションを加速することを目的に設立された社団法人だ。2016年より、対象年齢を17歳以下に引き下げたジュニア版の未踏IT人材発掘・育成事業プログラム「未踏ジュニア」を開始した。

未踏ジュニアには、2018年からは毎年100件以上の応募が集まっている。2021年度に採択されたプロジェクトには、以下のようなものがある(一部抜粋)

  • VRSandbox:誰でも簡単3Dモデリングツール
  • マークみっけ!for SDGs
  • Cybotanic:サイボーグ化された植物。
  • TELPort/テルポート:音波による高速通信プロトコル及び、スピーカーとマイクを介した送受信アプリ
  • Augment - リアルタイム音階推定を用いた音楽ゲーム
  • KillinEngine -マルチプレイ型ゲーム制作エンジン-
  • Web個展 - Webであることを活かしたオンライン展示形式の模索

・2019年度の成果報告会の様子

・発表の様子