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AIを活用したプロジェクトも登場!未踏ジュニア 最終成果報告会、東京大学で11月3日開催

2023年度は14プロジェクトを採択

「未踏ジュニア」の最終成果報告会を11月3日に開催

一般社団法人未踏は、17歳以下のクリエータを支援するプログラム「未踏ジュニア」の最終成果報告会「2023年度未踏ジュニア 成果報告会 Demo Day 」を2023年11月3日(金)11時より、東京大学にて開催する。

「未踏ジュニア」とは、2016年に開始された独創的アイデアと卓越した技術を持つ小中高生クリエータ支援プログラム。独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が主催する、25歳以下の若者支援事業「未踏」の卒業生がボランティアで運営している。

プログラムの参加者には、未踏卒業生らを中心とした専門家からのサポート、各グループに50万円を上限とした開発資金援助、開発場所や工作機材の支援、特に顕著な成果を残した人にはスーパークリエータ認定を行って一部の大学受験で推薦枠に出願できるなどの支援がある。

未踏ジュニアのWebサイト

2023年は、110件の応募の中から14プロジェクトが採択された。成果報告会では、各クリエータが5月から半年間取り組んできたプロジェクトについて発表を行う。今回はAIを活用したプロジェクトも増えており、中高生らのAIを使った独創的なアイデアを見ることができる。

Stask - 学生の課題進捗を助けるアプリ(丹下稔大さん)
lescued - AIで好みの曲を生成するシステム(鶴田慈貴さん)
3Dプリンタで作る自作モーター(齋藤淳平さん)
Capitalens(小林優太さん)
BeFree 話せない人が自由に会話できるアプリ(上田蒼大さん)
Hopefully Automatic Train Operation: 没入感を高める!? Nゲージ列車 全自動走行システム(柴田 謙さん)
Motion Simulator - 動き、風が吹き、水が出て、 VRで360度見渡せる椅子に座って仮想現実やゲーム世界での体験をより臨場感のあるものにするデバイス(安枝太基さん)
爆速AGV(原 瑞樹さん)
AI 4コマメーカー(田中 魁さん)
人名攻撃力表示装置(梅田三世(改)) (佐古萌奈さん)
Voice Genius - AI x ゆっくり解説(山本規宰さん)
niwango.js - 動画のコメントでプログラミング可能なニワン語の実行エンジン(吉田 光さん)
Code Museum - 読むことだけに特化したソースコードエディタ(若狭 龍さん)
A9N: HALを用いて移植用意性を実現するマイクロカーネル(伊組 烈火さん)

11月3日の最終成果報告会は11時から18時まで、東京都文京区の東京大学 情報学環・福武ホールで開催する。一般も入場可能で、参加費は無料。Peatixにて受け付けている。