ニュース

成蹊大学と佛教大学が連携、在学中に小学校教員免許状を取得できる制度を開始

(左)成蹊大学 学長の森 雄一氏、(右)佛教大学 学長の佐藤和順氏(出典:学校法人成蹊学園、以下同じく)

成蹊大学は2026年1月8日に佛教大学と連携協定を締結し、2026年4月1日から在学中に小学校教諭二種免許状を取得できる制度を開始する。対象は中学校・高等学校教諭一種免許状の取得を目指す成蹊大学の2・3年生で、佛教大学の通信課程を併修する形で実施される。

同制度は、佛教大学が実施するテキスト履修やスクーリング履修(オンライン)により、29単位を修得することで成蹊大学在学中に小学校教諭二種免許状の取得が可能となる。教育実習(2週間)を除き、通学の必要がない点も特徴だ。なお、小学校教諭二種免許状の取得には、中学校または高等学校の一種免許状の取得が必要。

背景には、全国的な小学校教員不足の問題がある。文部科学省の「令和4年1月『教師不足』に関する実態調査」によると、2020年時点で公立小学校では979名の教員が不足している。成蹊大学では、これまでも在学中の小学校教諭免許状取得を希望する学生が毎年数名おり、同学が併設する成蹊小学校の存在も制度開始の後押しとなった。

制度利用にかかる費用は、2年次からの併修で333,500円、3年次からで316,500円(いずれも予定、テキスト代別)。佛教大学は50年以上にわたる教員養成の実績があり、過去10年間で8,000名以上が教員免許や資格を取得している。

2026年度から成蹊大学で取得できる教員免許状の種類