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東武動物公園での体験を学びに、探究学習アプリを活用した実証実験を開始

モノグサ株式会社が、東武レジャー企画株式会社が運営する東武動物公園と連携し、探究学習アプリ「Monoxer Junior」を活用した実証実験を開始(出典:モノグサ株式会社)

モノグサ株式会社は、東武レジャー企画株式会社が運営する東武動物公園と連携し、子供向け探究学習アプリ「Monoxer Junior」を活用した実証実験を2025年12月17日から開始した。

この取り組みは、動物園というリアルな空間を“学びのプラットフォーム”と見立て、体験を通じて探究心を育むことを目的としている。来園前に動物に関するクイズで学び、来園中に観察を深め、来園後には家庭で体験を振り返るという3段階の学習設計により、記憶と行動がつながる学びの循環を実現する。

クイズの見本画面

実証実験の期間は2025年12月17日から2026年1月12日まで。Monoxer Juniorアプリ内で東武動物公園の特設カテゴリーを選択し、来園前に約20問のクイズに挑戦。すべて正解すると第1ミッションが達成される仕組みになっている。来園時には園内に設置されたパネルの4桁の番号を入力することで、アプリ内でバッジを獲得可能だ。

各ミッションの説明画面

対象となる動物は約30種類で、iPhoneにアプリをダウンロードすることで誰でも無料で参加可能。ただし、App Storeのみの対応となっている。

東武レジャー企画株式会社の白石氏は、「デジタルで動物たちのことを学び、実際に動物園に足を運ぶことで、五感で動物を感じ、さらに理解を深めるきっかけになる」とコメント。モノグサ株式会社の竹内孝太朗氏は「リアルな体験があることで、知識が“自分ごと”になる」と述べている。