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文科大臣賞は「ミミズさんへ」、生き物への感謝を通して環境を考える小2の手紙
2025年12月17日 17:00

株式会社ファミリーマートは、小学生を対象に2025年6月から9月にかけて募集した「ありがとうの手紙コンテスト」の2025年の受賞者が決定したと発表した。文部科学大臣賞は静岡県の金井菜穂さん(小2)の作品「ミミズさんへ」で、生き物への感謝から地球環境を考える内容。各受賞作品は、ファミリーマートのWebサイトから閲覧できる。
金井さんの手紙は、学校の畑で出会うミミズが、土壌を耕したり肥料を作る役割をすることから感謝を述べ、ミミズが農薬や高い気温が苦手と知ったことで家族を巻き込んで無農薬野菜栽培に挑戦することや、節電や節水について考えて実行することをミミズに語りかけている。
受賞は文部科学大臣賞の1名のほか、最優秀作品賞が全国7ブロックに分けて各最大3名の合計20名、審査員特別賞が各ブロック4名の合計28名、SDGs賞が各ブロック1名の合計7名、学校・団体賞が合計7校受賞。それぞれ発表された。
2025年の傾向として、米の高騰を背景した食のありがたみや、大阪・関西万博に携わった人々への感動と感謝をテーマとする作品が目立ったという。
審査員長の池上 彰氏は「手紙にはその年を象徴するものが数多く登場。米問題、記録的な猛暑などを通して、子供たちはいろいろなことに気付き、考え、当たり前だと思っていた日常への感謝を綴っている。一方で、変わらないのが日々自分たちを支えてくれる人たちへの感謝の気持ち」とコメントしている。
同コンテストは、2025年の今回が17年目。6月1日から9月30日まで、学校応募、その他団体応募、個人応募と3種類で受け付け、応募総数は229校・団体の3,580通。審査員は審査員長でジャーナリストの池上 彰氏のほか、児童文学作家のいとうみく氏、株式会社小峰書店 代表取締役社長の小峰広一郎氏、作家の野中 柊氏、そしてファミリーマートの大澤寛之氏が担当した。





















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