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オセロが教材、ユニバーサルデザインを楽しく学べる授業プログラムの募集再開

株式会社メガハウスが、小学生向け教育プログラム「オセロで学ぶ ユニバーサルデザインってなに?」の募集を再開

株式会社メガハウスは、小学生向け教育プログラム「オセロで学ぶ ユニバーサルデザインってなに?」の提供先募集を再開したと2025年10月28日に発表した。同プログラムは2025年4月より募集を開始し、3カ月で定数に達していたが、好評を受けての再募集となる。

同プログラムでは、視覚障がい者にも配慮したユニバーサルデザイン仕様の「一体オセロ」を用い、遊びながら福祉や共生社会への理解を深める内容となっている。

教材は、ユニバーサルデザインタイプの「一体オセロ」2台と、スタンダードタイプの「ベストオセロ」1台のほか、動画、学習指導案、スライド、ワークシートが一式そろっており、準備の負担が少なく導入しやすい構成だ。

一体オセロ(ユニバーサルデザインタイプ)
ベストオセロ(スタンダードタイプ)

授業では、オセロ博士によるナビゲート動画を通じて、ユニバーサルデザインの基礎を楽しく学べる。実際に教材を使用した教員からは「福祉教育に最適」「遊びを通じて学べる点が魅力」「子供たちが前のめりで取り組んでいた」など高評価が寄せられており、2024年度の実施校アンケートでは80%以上が「満足」または「大変満足」と回答している。

オセロを利用した授業の様子

プログラム監修を担当したのは、教育方法学の専門家である中山芳一氏。オセロを題材にしたクイズや協働ワークなどの仕掛けを通じて子供の意欲や向上心、忍耐力やコミュニケーション力などの非認知能力を育むことも目的としている。教材はすべて無償で提供され、返却は不要だ。

同プログラムは、メガハウスとカンコーマナボネクト株式会社が共同開発したもので、学校・地域・企業が連携して進める教育支援の一環に位置付けられている。

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