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日本全国を学びのフィールドに、NTT東日本・ミネルバ大学・ミネルバジャパンが次世代教育モデルを開発

NTT東日本株式会社とMinerva University、一般社団法人Minerva Japanが、次世代のグローバルリーダー育成を目的とした教育モデルを共創するため、2025年9月8日に連携協定を締結

NTT東日本株式会社(以下、NTT東日本)とMinerva University(以下、ミネルバ大学)、一般社団法人Minerva Japanは、複雑な社会課題を解決し、貢献できる次世代のグローバルリーダー育成を目的とした新たな教育モデルを共創するため、2025年9月8日に連携協定を締結した。

三者は、地域の人々と関わりながら五感で学ぶ実地学習と、生成AIをはじめとしたテクノロジーの社会実装に向けた共同開発を組み合わせて実践的な教育モデルを構築。世界に通用するグローバルリーダーの育成を目指す。

ミネルバ大学は、学生の9割以上を世界の約100カ国から受け入れており、国連機関から「世界で最も革新的な大学」として4年連続で選出されている。授業はオンラインで提供されており、学生は在学中に複数国の主要都市を巡り、現地の課題解決に取り組む「ローテーションプログラム」に参加する。

今回の協定により、NTT東日本が持つ地域とのネットワークやテクノロジーの社会実装に関する知見と、ミネルバ大学の教育メソッドを融合。ミネルバ大学の学習プロジェクト「Civic Projects」と連携し、日本の地域を舞台にした実地学習の設計や、生成AIを活用したデジタルサービスの共同開発を実施予定だ。

初回の取り組みとしては、岩手県釜石市を舞台に防災や復興を学ぶプログラムを計画しており、ミネルバ大学の学生が現地で体験型学習に参加する。また、全国の教育機関や自治体との連携を広げて日本全体を学びのフィールドとし、地域振興や交流にも寄与する取り組みにするという。