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ロイロノートの新機能と活用法を動画で紹介、教員の授業改善をサポート

株式会社LoiLoが、8月20日に開催した「新機能発表・体験会 2025年夏」のアーカイブ動画を公開

株式会社LoiLoは、8月20日に開催した「ロイロノート・スクール 新機能発表・体験会 2025年夏」のアーカイブ動画を公開した。今回の発表では「先生向けお役立ち情報サイト」のほか、オブジェクト消しゴム、共有ノートの一括作成機能など、複数の新機能を紹介している。

先生向けお役立ち情報サイトは、これまでバラバラだった「素材ライブラリ」「授業案」「先進校の事例紹介」などのWebページを1つに集約。ロイロ認定ティーチャーが作成した授業案を校種や教科、学年、単元ごとに探すことが可能だ。[個別最適な学び・協働的な学びの両立][自己調整学習・自由進度学習][探究的な学びの実践]というカテゴリーから全国の学校が取り組む事例を見ることもできる。

授業案や素材・教材、事例をカテゴリーで絞り込んで探せる「先生向けお役立ち情報サイト」

オブジェクト消しゴムは、ストローク単位でまとめて画面の線や文字を消せる機能。指やペンでなぞった箇所を消すことができる従来の「ピクセル消しゴム」と使い分けることで、手書きでの編集を効率的に進められるようになった。

オブジェクト消しゴムは、ストローク単位でオブジェクトの削除が可能

共有ノートの一括作成機能では、共有ノートをワンクリックで生徒別に作成できる。教員のアカウントでログインしてから[共有ノート]を選択し、[新しい共有ノートを作る]から[生徒ごとに共有ノートを作る]をクリックして操作できる。

一括で作成したノートは[共有しない][閲覧のみ][書き込み]から共有権限を変更できる。画面上に設置したアンケートカードは、共有権限が[閲覧のみ]となっていてもほかの児童生徒が回答できるため、意見の共有が可能だ。

クラス全員分の共有ノートを一括作成できる

ロイロノート・スクールは、小学校から大学までのあらゆる教科で活用できる協働学習・授業支援プラットフォームである。全国約1万4000校で利用されており、毎日280万人以上の児童生徒がアクセスしている。資料の共有や思考ツールによる学びの深まり、自動採点テスト、AIによるWebフィルタなどの機能を搭載しており、「個別最適な学び」と「協働的な学び」の両立を支援する。

LoiLoは、ロイロノート・スクールを通じて今後も教員の授業改善やICT活用を支援する取り組みを継続するとしており、イベントや研修、キャンペーン情報をLINEやメールでも配信している。

●【ロイロイベントアーカイブ】新機能体験会2025夏