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ロイロノートに新機能を追加、共有ノートの一括作成で学び合いを支援

株式会社LoiLoが、授業支援プラットフォーム「ロイロノート・スクール」に共有ノートの一括作成機能を追加

株式会社LoiLoは、授業支援プラットフォーム「ロイロノート・スクール」において、児童生徒の学び合いと教員による学習支援を促す新機能をリリースした。

新たに追加したのは、共同編集機能「共有ノート」における[生徒ごとに共有ノートを作る]のメニューである。同機能により、教員がクラス全員分の共有ノートを一括作成できるようになった。作成されたノートは自動的にフォルダにまとめられ、一覧での表示と管理が可能となっている。

教員が[生徒ごとに共有ノートを作る]からクラス全員の共有ノートを一括作成できる

生徒同士は互いのノートを閲覧・書き込みすることができ、他者の考えに触れることで学びが深まることが期待できるとしている。アクセス権限は[共有しない][閲覧のみ][書き込み]の3つから選択でき、授業の目的に応じた柔軟な運用が可能だ。

生徒の「相互参照」で学びが深まる
目的に応じて権限設定が可能
ノートの更新状況がひと目でわかる

教員がフォルダを選択すると、生徒ごとの共有ノートを一覧で確認でき、更新されたノートのサムネイルに黄色い枠が表示される。ノートの更新状況がわかるため、児童生徒のつまずきに早期に気づき、適切なサポートがしやすい。児童生徒が操作した内容は、約20~30秒ほどでノート一覧に反映されるようになっている。

公式サポートページでは、同機能の操作方法や共有設定を変更する方法のほか、ノートのサムネイル画像の大きさを変更する方法などを確認可能だ。なお、iPad版やiPhone版では、アプリを最新版に更新することが推奨されている。

LoiLoは、2025年8月20日(水)にオンラインイベント「ロイロノート 新機能体験会」を開催。同機能を含む、2025年4月から8月までに追加された複数の新機能を体験できる予定で、授業での活用方法や実践事例も紹介する。参加費は無料で、特設ページから申し込みが可能だ。

2025年8月20日(水)にオンラインイベント「ロイロノート 新機能体験会」を開催

ロイロノート・スクールは、小学校から大学まで幅広く活用されている授業支援プラットフォームであり、思考プロセスの記録や提出物管理、AIによるWebフィルタ、自動採点テストなどの機能を備えている。マルチプラットフォームに対応し、国内外で約1万4000校、1日に280万人以上が利用しているという。