ニュース

デジタル集金サービス「スクペイ」、補助金活用による無償利用校を募集

株式会社MEMEが「探究・校務改革支援補助金2025」の交付対象事業者に採択され、費用負担なしで2026年3月末まで「スクペイ」を利用する導入校を募集

株式会社MEMEは、経済産業省の「探究・校務改革支援補助金2025」に採択されたことを発表した。採択に伴い、同社が提供する学校向けの集金決済サービス「スクペイ」について、2026年3月末まで無料でサービスを導入する学校と自治体を募集し、個別相談会を実施する。

同施策は、教職員の業務効率化や省力化を目的に、教育機関向けサービス事業者の経費を補助する取り組みである。これにより、全国の小学校・中学校・高等学校・自治体は、2025年度の対象期間中、「スクペイ」を費用負担なしで利用可能だ。

補助金の交付決定は、2025年5月22日(木)以降に順次行われる予定で、導入希望校は5月9日(木)の15時までに同社に申し込みをする必要がある。

「スクペイ」は、学校が保護者に対してデジタル請求書を発行し、保護者はスマートフォンから簡単に支払手続きができるサービスだ。銀行口座の即時決済や、コンビニエンスストアでの現金支払いに対応する。

保護者はスマートフォンから通知と請求内容を確認し、支払いが可能

さらに、保護者の口座情報や個人情報を学校側で入力・表示することなく運用が可能。集金管理画面はシンプルな設計で、残高確認や収支管理が自動で反映される仕組みで、教職員の集金業務にかかる負担を大幅に軽減するという。

補助金を活用した「スクペイ」の導入申し込みは、同社が後日提供する申し込みフォームから必要事項を入力。同社が補助金事務局への申請を代行し、5月22日(木)以降に結果が通知される。なお、電話(03-6810-8842)やメール(skp_subsidy@sukupay.jp)での問い合わせも可能となっている。