「徒歩0秒」のバーチャル校を3月24日に開校、類塾プラス

株式会社類設計室が運営する「類塾プラス」が「類塾プラス バーチャル校」を3月24日に開校

株式会社類設計室が運営する「類塾プラス」は、2020年に開始した類塾オンライン教室を進化させた「類塾プラス バーチャル校」を3月24日に開校した。バーチャル校の開校により、送迎の負担や子供の行き帰りの不安を軽減し、都市部と地方との教育格差の解消につなげる。

類塾プラス バーチャル校は、自宅からアクセスできるオンライン学習空間で、教室に通うかのような臨場感を追求している。受講生の声を反映し、生徒のアバター同士が近づくと個別チャットが起動するほか、自習室でほかの児童生徒が学んでいる様子が見えるなど、お互いを意識できる学習環境を整えた。

お互いを意識できる学習環境を用意

図書館やイベントスペースも完備

現在プレオープンしている同校は、約200人が在籍。同社が校舎を展開していない新潟や神奈川、名古屋などに加え、中国やドイツからの受講者もいるという。

対象は年中から高校3年生までで、学年を超えた交流やPBL型授業、探究型講座など、双方向の学びにも力を入れている。さらに、母体である設計事務所のつながりを生かし、実在する企業の課題を解決するプロジェクトに参加できる実践的な講座も提供する予定だ。

授業料は1科目6,000円（税込）からで、別途諸経費が必要。同社は無料のバーチャル体験会を実施しており、問い合わせフォームから申し込みが可能となっている。