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土屋鞄がランドセルリメイクの受付開始、「Lファスナー財布」「カードケース」をラインアップ
2025年3月14日 15:00
株式会社土屋鞄製造所は、2025年度の「ランドセルリメイク」サービスの申込受付を3月14日より開始した。同サービスは、小学校卒業後のランドセルを職人の手で革小物に仕立て直し、新たな形で活用する取り組みである。
2025年度は、第1回(3月14日~4月21日)、第2回(7月1日~7月31日)、第3回(12月22日~2026年1月19日)の3回に分けてランドセルリメイクのWebページで申し込みを受け付ける。各回で予定受付数に達し次第、終了する予定だ。
今回は、財布の「Lファスナー」とカードケースがラインアップに加わった。そのほか飾って楽しめる「ミニチュアランドセル」、実用的な「ペンケース・キーチャームセット」など、メインアイテム6種類とオプションアイテム2種類を用意する。なお、ペンケースとパスケースは、他社製ランドセルからのリメイクが可能。
同社が2023年に実施したアンケート調査では、ランドセルをリメイクしたいと考える保護者が54.2%にのぼった。その理由として「思い出が詰まっているから」(63.6%)、「捨てるのがもったいないから」(59.3%)といった声が多く寄せられている。
使い終わったランドセルについて聞いたところ、「そのまま保管しておく」(30.2%)が最多で、次いで「まだ決めていない」(28.9%)、「リメイクして別の形にする」(16.4%)、「兄弟や親戚などに譲る」(5.3%)といった回答が寄せられた。
同じ質問を購入者に関する質問と合わせて集計したところ、「ランドセルを破棄する」という回答で、「子供本人が選んだ」「子供と親で相談して選んだ」は12%、「親が選んだ」「祖父母など親戚が選んだ」が19.2%という結果となった。同社は、ランドセル選びに子供自身が関わったケースで、卒業後のランドセルを捨てずに保存したり、リメイクしたりする傾向が高いと推測している。
同サービスの利用者からは、以下のような声が寄せられているという。
- 元の状態そのままのミニチュアランドセル。少しでも面影を残そうと職人さんが丁寧に向き合ってくださったことがよくわかりました
- ランドセルを買ってくれたおじいちゃんにプレゼントします
- 卒業後も捨てられずに残しておいた、兄弟色違いのランドセルを思い切ってリメイクしました。傷や汚れをそのまま残してくれて、かえって思い出深いものになりました
ランドセルリメイクのラインアップ一覧は、以下の通り。