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マイクラでブログラミング学習、大阪府の清風中学校が「学校プロクラ」を導入

大阪府の清風中学校が「学校プロクラ」を導入

小学生向けプログラミング教室「プロクラ(プログラミングクラウド)」の開発・運営・販売事業を行う株式会社KEC Mirizは、学校法人清風学園 清風中学校(大阪府大阪市)がプログラミング教材「学校プロクラ」を導入したことを、2024年11月6日に発表した。

プロクラは、小中学生に大人気のゲーム「マインクラフト」の世界の中で、プログラミングを学べる学習コンテンツ。早稲田大学高等学院情報講師 / 青山学院中等部情報教育(担当)講師 安藤 昇氏や、東京大学大学院情報学環 客員研究員 / 常葉大学 造形学部 客員教授 / マイクロソフト認定教育イノベーター FELLOW タツナミシュウイチ氏が監修を務めている。

「プロクラ」オリジナルワールドのイメージ

学校プロクラは、全国600教室以上を展開する「プロクラ」の運営、教務ノウハウをもとに、学校現場に即した教材となっており、紙教材とICT機器の両方を使い、プログラミング学習を進めることが可能だ。

学校プロクラでは、プログラミングの知識を学ぶインプット教材「1教材」と、グループワークをベースに、「1教材」で学んだプログラミング知識を活用し、オリジナル作品をチームで制作するアウトプット教材「2教材」を用意している。

「学校プロクラ」の教材

インプット教材である「1教材」は、1つの単元を5回の授業で学習できるようになっており、導入学校に合わせた授業回数、利用カリキュラムの設計が可能だ。

アウトプット教材である「2教材」は、学校現場の強みである集団授業の特性を生かしたグループワーク形式を採用。作品制作における役割分担、設計図作成、プログラミング(作品制作)、発表という流れを、5回の授業で行うことが可能となっている。生徒は実践的な学習を通じて、プログラミングスキルだけでなく、協調性や表現力なども養うことができる。

さらに、導入校には担当スーパーバイザー(SV)がつき、導入から運用までしっかりと伴走。電話やメールで気軽に問い合わせできるだけでなく、定期的な打ち合わせを行うことで、教員が安心してコンテンツを使用できる体制を整えている。

プログラミング学習を推進する清風中学校は、高校科目「情報Ⅰ」への橋渡しとして「学校プロクラ」を導入。生徒がプログラミングの基礎を楽しみながら学び、試行錯誤を通じて達成感を味わうことで、プログラミングの楽しさと重要性を認識することを目指す。同教材を通して、生徒がより主体的・体系的にプログラミングを学習し、スキル習得を図ることも目標としている。

KEC Mirizでは、公式サイトのフォームにて、学校プロクラの問い合わせを受け付けている。