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マイクラで学べるプログラミング教室「プロクラ」、昨年から教室数が約3倍に

――全国の小中学校でも導入開始

株式会社KEC Mirizは、同社が開発、運営、販売事業を行なう小学生向けプログラミング教室「プロクラ(プログラミングクラウド)」が、2022年5月に463教室に到達したことを発表した。昨年の2021年5月から約3.5倍に拡大し、教室だけでなく全国の小中学校でも導入が開始。現在は全国の小中学校10校で採用されている(2022年度の授業開始予定含む)。

「プロクラ」は、子どもたちに大人気のゲーム「マインクラフト」の世界の中で、プログラミングを楽しみながら学べるプログラミング教室。2020年1月より全国展開を開始し、2021年5月には135教室を開設、その1年後の2022年5月には開校教室が463教室に到達した。

同教室では、マインクラフトの中でビジュアルプログラミング環境「MakeCode」を使用して学ぶのが特徴。「創造性と表現力を育む」を理念に、楽しみながら学べる授業を展開している。

プロクラで使用するマインクラフトのワールド(世界)は、アジア初、日本初のプロマインクラフターであり、同社の執行役員であるタツナミシュウイチ氏が、プロクラのために作成した完全オリジナル。通常のマインクラフトでは見ることのできない特別な技術を使ったワールドに加えて、ピラミッドや厳島神社といった国内外に実在する世界遺産なども再現されており、子どもたちの興味・関心を広げる。

また、パソコンを触るだけでなく、考えてまとめる力を徹底的に鍛えるために紙の教材(テキスト)も併用。実行したプログラミングについて、自分の言葉で振り返りを書く経験を何度も積むことで、失敗や成功を結果として終わらせずに、自分でより深い学びに変えていく力の育成をめざす。

オリジナルワールド「和風城郭建築」