富士通、国内生産のFMV Chromebookを2025年2月に発売

富士通クライアントコンピューティング株式会社が、Made in JapanのFMV Chromebookを同社ショッピングサイト「WEB MART」で販売することを発表

富士通クライアントコンピューティング株式会社は、Made in Japanの「FMV Chromebook」を同社オンラインショップ「WEB MART」で販売することを2024年10月29日に発表した。

同製品は、360度回転するディスプレイにより、タブレットとしても利用可能な11.6インチの2-in-1コンバーチブル型ノート。初めてのパソコンとして、小学生や家庭学習の利用を想定している。

同製品の設計や開発・保守はすべて日本国内で行われ、製造は島根県出雲市にある富士通のグループ会社の島根富士通株式会社が担当する。これにより、品質の管理と迅速な課題解決を実現するという。

特に注目されるのが、堅牢性と耐久性だ。製品の品質を確保するため、机の高さからの落下試験や持ち運び時の加圧試験、自転車の振動を想定した振動試験など、独自の耐久試験を実施。滑りにくく持ちやすい形状や表面加工を施し、子供が扱いやすいように設計している。

なお、同社の「キーボードマイスター」がキーボードを監修。快適な打鍵感を実現しており、タイピングがしやすく、長時間の利用でも疲れにくいという。また、本体にHDMI出力端子やUSB Type-A、USB Type-Cを装備し、拡張アダプターを利用せずにさまざまな機器の接続を可能とした。

同製品の受注開始は2025年1月中旬で、提供開始は2025年2月を予定している。

主な仕様は、以下の通り。

●仕様

※ChromeOS Power Load Testに基づいて測定した目安の時間