ニュース

Canva、ふりがな機能を全プランで提供開始

Canvaが2024年9月13日(金)に「ふりがな機能」の提供開始を発表

Canvaは、2024年9月13日(金)に日本語コンテンツ向けの新機能「ふりがな機能」の提供を開始した。同機能は、Canva日本語版を利用しているすべてのユーザーに提供し、Canva日本語版の全プランで利用可能だ。

同機能では、対象のテキストを選択し、ワンクリックでふりがなを振ることができる。ふりがなを手作業で追加したり、ほかのツールで作成したりする手間を省くことで、コンテンツ作成の作業効率が向上する。

また同機能は、デザイン性を損なうことなく利用でき、配置やフォントも自由にアレンジ可能だ。これにより、視覚的なデザインと読みやすさを両立させたコンテンツを作成できる。

誰にでも読みやすいユニバーサルデザインのコンテンツを作成できる

同機能は、教育現場での活用が期待されており、教職員が児童生徒向けの教材を作成するときに、読みやすい資料やコンテンツを簡単に仕上げることができる。

CanvaのカントリーマネージャーであるKagan Sen氏は、同機能について「特に教育業界から多くの要望があった」と述べ、日本市場へのコミットメントの一環として導入したことを強調している。

これまで、Canvaは日本のユーザーに対して「いらすとや」との提携による無料イラスト素材の提供のほか、視覚障害者にも配慮した「モリサワフォント」の導入など、ユーザーのニーズに応える製品強化を行ってきた。

Canvaは、全世界で1億9000万人以上の月間アクティブユーザーがおり、シンプルな操作性と多様なテンプレートを備えたデザインプラットフォームとして広く利用されている。ふりがな機能の導入により、使いやすさと利便性がより強化されたといえるだろう。