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城南進学研究社のオンライン学習教材「デキタス」、英語検定講座を大幅アップデート

デキタスの画面イメージ

株式会社城南進学研究社は、2024年4月9日に小中学生対象のオンライン学習教材「デキタス」の価格改定と英語検定講座の拡充など、大幅アップデートを行ったことを発表した。インフラコストやメンテナンス費などの高騰を背景に、製品提供価格の維持が困難となり、価格改定を実施。小学生コースは月額3,960円、中学生コースは月額5,280円、全学年コースは月額6,050円に設定された(すべて税込)。

アップデートでは、無学年化を導入。小学1年生から6年生、中学1年生から3年生の学年が利用可能となり、全学年コースが新設された。英語検定講座は、英語の3級から5級対策に特化し、読解問題やリスニング問題が追加され、約1000問のリスニング問題や、解説授業動画が搭載された。算数・数学の基本問題とチャレンジ問題は約5000問追加されている。基本問題とチャレンジ問題を繰り返し解くことで、学力の向上を図れる。

リスニング問題と読解問題の例

新たに導入されたポイント交換システムでは、学習頻度の向上を促進するため、毎月1パワー加算される「パワー値」によって交換対象の景品が決定されるようになった。これは、問題を解くことでたまる「デキタポイント」と「パワー(継続・利用月数)」を消費して景品と交換するシステムである。

デキタスのアップデートは、英語の重要性が増している現代において、小中学生の英語検定ニーズに応える形で行われた。また、2024年度の小学校教科書改訂に対応し、授業動画や問題の随時拡充が予定されている。城南進学研究社は、学びの個別最適化を基本戦略とし、EdTechの有効活用による学力向上モデルの構築を図るとしている。