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幼児・小学生向け英検オンラインレッスン、AIを活用したライティング指導を提供開始

新形式の問題についてAIがリアルタイムで回答を評価

OpenAIの言語モデルを活用した英検オンラインレッスン

幼児・小学生向け英検対策教材「英検オンラインレッスン」を提供する株式会社児童英語研究所は、2024年度からの実用英語技能検定(以下、英検)のライティング問題の仕様変更に先駆け、OpenAIの言語モデルを活用した英検のライティング指導を提供開始する。プログラムの開始は2024年1月17日から。

現行の英検ライティング問題では、与えられテーマに関して持論を展開する作文課題が出題されている。2024年度からはそれに加え、3級と準2級にはEメールに対する返信の作文課題、2級と準1級には文章の要約課題が新たに追加となる。

それを受けて、英検オンラインレッスンでは、従来の作文課題と新たに加わる問題形式について、AIがリアルタイムで回答を評価し、同時に改善点のアドバイスを与えるプログラムを提供する。評価やアドバイスの内容は、文章の構成、質問との関連性、文法並びに使用語彙などで、具体的な改善点が即座にフィードバックされるのが特徴となっている。

AIがアドバイスと、答えの修正案を提案してくれる

英検を受験するうえで、ライティング課題が苦手という受験者は少ない。特に幼児や小学生は作文に慣れておらず、問題形式に慣れるためのトレーニングが必要となる。英検オンラインレッスンでは英作文30問に加え、新設のEメール文作成や要約文作成課題を各30問追加。これらに取り組むことで、作文の内容の整理の仕方、要求された語数の満たし方などを直感的に学習できるとしている。