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キヤノンITソリューションズ、公立小中学校向けサブスク型ICT活用促進サービス「in Campus School IS」を提供

「in Campus School IS」概要図

 キヤノンITソリューションズ株式会社は、教育機関向けソリューション「in Campusシリーズ」において、公立小中学校向けに、学校のICT活用を促進する複数のDXモジュールを提供する「in Campus School IS」を2024年2月29日より提供開始する。

 in Campus School ISは10種類以上のDXモジュールから構成される。DXモジュールは常に最新のものが提供されるSaaS サブスクリプション型のサービスで、キヤノンITソリューションズと資本業務提携するチエル株式会社が開発する。

 教職員の業務負担が増大するなか、「個別最適な学び」と「協働的な学び」に貢献すべく、公立小中学校で多く採用されるGoogle Workspace for Educationと連携可能なin Campus School ISの提供に至ったという。

 in Campus School ISは必要なモジュールを選択して利用でき、活用することで教職員は日々の出欠管理や授業などの業務の作業工数を削減。保護者は学校での活動状況の確認や、出欠と遅刻早退連絡を専用のアプリケーションからできるようになる。また、教育委員会は学校横断で情報/内容の統一化ができ、情報閲覧が可能になる。

 提供されるDXモジュールのうち、主な5つとして、児童生徒の日々の様子を管理する「見取り管理モジュール」、Googleカレンダーと連携して備品管理できる「施設/備品管理モジュール」、保護者から出欠等の連絡を受け付けてGoogleスプレッドシートにまとめる「出欠/遅刻/早退連絡モジュール」、保護者と連携する「保護者連携モジュール」、情報を集約する「ダッシュボード機能」が用意される。

 in Campus School ISの提供価格は、1ライセンスあたり児童生徒が50円/月、教職員が150円/月。初期導入費用は個別に見積もる。