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キッズコードクラブ、小中学生向けにJavaScript教材「サイレントリアル」を無料公開

一般社団法人Kids Code Clubは、小中学生を対象としたJavaScriptのテキストコーディングが学べるチュートリアルシリーズ「Silentorial(サイレントリアル)」を開発し、公式サイトで公開した。

同教材は、ビジュアルプログラミング言語Scratchからステップアップを図りたい子供たちや、プログラミングに初めて触れる保護者や教育関係者にも対応しており、キッズコードクラブの『キッズコードレシピ』サイトやYouTubeチャンネル「silentorial」でアクセス可能である。

サイレントリアルは、プログラミングの基本概念を「見て理解する」ことに重点を置いた教材で、難しい専門用語を避け、コードを入力することで直感的に学習内容を掴めるよう設計されている。また、アニメーションキャラクターやサウンドエフェクトを取り入れることで、学習者が飽きずに楽しく学べる環境を提供している。

公開された教材は2部構成で、第1部ではジャンプゲームの作成、第2部ではオリジナルアイコンの作成を通じてプログラミングスキルを養うことができる。

キッズコードクラブは、経済的な理由や様々な背景を持つ子どもたちにプログラミング学習の機会を提供する非営利団体であり、これまでに14,000人以上がプログラミングイベントやクラブ活動に参加し、家庭や学校で使える無料のプログラミング教材を80万人以上に提供している。