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家庭のプリンターに宿題を配信、塾向け学習支援サービス「StudyOne」の販売を開始

株式会社スタディラボとセイコーエプソン株式会社が開発

 エプソン販売株式会社は、株式会社スタディラボとセイコーエプソン株式会社が開発した塾向け学習支援サービス「StudyOne(スタディワン)」の販売を開始した。子供部屋と学習塾をつなぎ、紙教材の課題提出までを管理し、ひとりひとりに合わせた学習指導を行う環境を提供する。

「StudyOne」はスタディラボとセイコーエプソンのオープンイノベーションで開発したもの。スタディラボのLMS(学習管理システム)と、エプソンの遠隔印刷とスキャン技術を組み合わせ、子供部屋と学習塾をつないで紙教材の課題提出までのやりとりをLMSで記録する。

 具体的にはプリントをLMSに取り込み、プリントデータを生徒宅へ送信、生徒はプリンターで印刷して学習、解き終えたらプリントをスキャンして塾へ返信する。プリントには識別するためのQRコードが印刷され、生徒の学習ログとしてデータを蓄積することができる。

StudyOneの仕組み

 これにより、学習塾が遠隔で学習支援することが可能になるほか、宿題の配布や回収の労力を軽減して指導準備に集中ができる。

 さらに、決まった時間に生徒宅のプリンターに宿題を配信することで、生徒の「宿題を忘れた、なくした」という課題に対応もでき、家庭での演習量の増加と学力向上につながるという。

 なお、「StudyOne」は5月10日から12日まで東京ビッグサイトで開催される第14回 EDIX(教育総合展)東京に出展する。