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教材を遠隔印刷できる「ハマプリ」を提供開始、浜学園グループ

エプソン販売とスタディラボが紙に書く学びを実現

浜学園Webスクール専用プリントサービス「ハマプリ」

 株式会社浜学園は、「浜学園Webスクール」にてエプソン販売株式会社と株式会社スタディラボが開発する専用プリントサービス「ハマプリ」の提供を開始した。

「ハマプリ」は、塾と家庭をプリンターでつなげる学習サービス「StudyOne」と浜学園の「浜学園Webスクール」を連携させ、課題やテストをエプソンが提供するプリンターで遠隔印刷するサービスである。

 これまで浜学園Webスクールでは、受講生の家庭に復習テストや演習問題、塾からのお知らせを郵送していたが、ハマプリによって家庭に設置されているプリンターに自動で印刷することが可能になった。それにより、家庭でもタイムリーに学習を行うことが可能になるだけでなく、郵送に関わる紛失などのトラブルから回避されるとしている。

ハマプリを活用したプリント配信

 ハマプリで利用するプリンターは家庭に1台貸与され、プリンターの電源が入っていれば自動で印刷される。プリンターのインク残量は自動でセンターに通知され、なくなる前に家庭に届けられるため利用者が購入する必要はない。また、プリンターは塾の教材以外に月間500枚の印刷ができる。

郵送とハマプリの違い

 連携するエプソン販売とスタディラボの「StudyOne」では、テストの印刷はプリンターで行い、答案提出はスキャン送信機能で行っている。StudyOneは、データがプリンターやクラウド上に残らないことが特徴。ハマプリでもスキャン送信機能を使った答案提出などの計画をしているという。