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スプリックス、「CBT for school」を山形県酒田市に正式導入

個別最適な学びを推進し、教員の負担軽減につなげる

公教育機関向け「CBT for school」が山形県酒田市教育委員会に正式採用

学習塾や教育コンテンツを展開する株式会社スプリックスは、山形県酒田市教育委員会と連携協定を締結。公教育機関向けのCBT(Computer Based Testing)パッケージ「CBT for school」をが、正式採用されたことを発表した。

「酒田市デジタル変革戦略」を掲げ、教育DXを推進する酒田市。2021年より市内の一部の学校において、「CBT for school」の試行を開始し、今回の正式採用に至った。連携協定の内容は主に2つで、1つ目は児童生徒の学力を継続的に測定することで、個別最適な学びを推進し、学習習慣の定着を図ること。2つ目は「CBT for school」を自動採点や成績分析で活用し、教員の負担軽減につなげることとしている。

小中一貫教育で、児童生徒の自己効力感の醸成と、学習習慣や目的意識の形成による非認知能力の向上に取り組む酒田市。同市教育委員会 教育長 鈴木和仁氏は「CBT for school」の活用を通して、今後も新しい授業デザインの研究を進めていく方針を示している。