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N/S高・ N中等部 、 Adobe Creative Cloudを活用したPBL教材を無料公開

誰でもダウンロード可能

学校法人 角川ドワンゴ学園は2022年3月28日、N高等学校(以下、N高)、S高等学校(同S高)、N中等部の課題解決型プロジェクト学習(PBL)向けに開発し、授業で活用しているAdobe Creative Cloud関連の教材について、新たに2つの教材をアドビ株式会社とのパートナーシップのもと、広く一般に公開すると発表した。本教材は、主に学校での活用を意図したもので、誰でも使用できる。

この度公開するのは、アドビのアプリケーションを利用して行なうPBLの授業向け教材で、下記の2つ。

1.推しメシプロジェクト -Photoshopで「食べたくなる」をデザインする-
Adobe Photoshopを使用して、ターゲットが「食べてみたい!」と思うような広告デザインの制作を目指す。キャッチコピーや写真のコツなどを踏まえながら、効果的なプレゼンテーションやフィードバックの方法についても学ぶことができる。教材には、学習目標やワークシートなどが含まれる。
【ダウンロードURL】https://edex.adobe.com/jp/teaching-resources/TbVDx_Vfd

2.プロモ動画制作プロジェクト -Premiere Rushで15秒動画を制作する-
動画の基本や構成方法を学びながら、Adobe Premiere Rushを使用して自分が通う学校のお気に入りポイントや自分の成長ストーリーを15秒にまとめた動画を制作する。 教材には、学習目標や動画制作の流れについての説明、Adobe Premiere Rushの操作方法、ワークシートなどが含まれる。
【ダウンロードURL】https://edex.adobe.com/jp/teaching-resources/6LbcMvY0t

本教材はどちらも、N/S高、N中等部で実施されたプロジェクト型学習を一般公開用にアレンジしたもの。角川ドワンゴ学園では「プロジェクトN」という課題解決型プロジェクト学習や、生徒が自ら手を動かしてつくることを通じて学ぶ「クリエイティブ・ラーニング」に力を入れている。生徒が成果物を制作する際には、アドビのアプリケーションをはじめとして様々なデジタルツールを積極的に活用している。

また、角川ドワンゴ学園では2月、Adobe Illustrator、Adobe Photoshopを初めて使う生徒に向けた教材を2点公開している。教職員は、オンライン学習システムのGoogle Classroomを使用して生徒に教材を配布し、課題を出すことが可能。

1. Google WS+ Illustratorで、生徒が自学自習できる授業 -イラストレーター入門編-
【ダウンロードURL】 https://edex.adobe.com/jp/teaching-resources/sv4iWl6ES

2. Google WS+ Photoshopで、生徒が自学自習できる授業 -フォトショップ入門編-
【ダウンロードURL】https://edex.adobe.com/jp/teaching-resources/PG8e4p5S0

教材はいずれも、Adobe Education Exchangeにて公開している。ダウンロードにはAdobe IDが必要で、アドビ製品を使っていない場合も、Web上で無料で取得できる(ただし13歳以上)。