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アドビ、角川ドワンゴ学園が開発したビジュアルコミュニケーション教材を無料提供

情報デザインの実践機会を提供

アドビ株式会社は8月31日、学校法人角川ドワンゴ学園とのパートナーシップにより、Adobe Creative Cloudを活用した同学園開発のビジュアルコミュニケーション教材2点を一般公開した。これは、主に学校での活用を意図した教材で、誰でも無料で利用可能。昨年に続き、両社の協力による教材公開は今回が2回目となる。

昨年公開された「Google WS+ Illustratorで、生徒が自学自習できる授業 -イラストレーター入門編-」と「Google WS+ Photoshopで、生徒が自学自習できる授業 -フォトショップ入門編-」は、教育関係者向けオンラインコミュニティサイト「Adobe Education Exchange」でも評価が高く、この成功を背景に、今回は動画制作ソフト「Adobe Premiere Pro」と写真表現を学べる「Adobe Photoshop Lightroom Classic」を使用した教材が開発された。

1つ目の教材「Adobe Premiere Pro入門「アニマル動画をつくろう!」」は、Adobe Premiere Proの基本操作を学べる内容となっている。アプリをインストールするところからBGMや効果音の付け方、テロップのつけ方など、Adobe Premiere Proで動画編集するときの基本的な操作を学ぶことができる。

2つ目の教材「Adobe Photoshop Lightroom Classic「エモ写」」では、「エモい」という感情を写真で表現するプログラム。全5回の授業の最後には、写真加工、写真のタイトル付けまでの技術を習得でき、写真加工を通して自己表現の広さを学ぶことを目標としている。

教材は、Adobe Education Exchangeで公開されている。ダウンロードにはAdobe IDが必要だが、13歳以上の者はWeb上で無料で取得できる。教材の改変や再配布は禁止されている。