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N高・S高、2021年度の進路実績を公開

大学進学率が大きく増加、 プログラミング力を生かした有名企業への就職も

学校法人 角川ドワンゴ学園 N高等学校(以下、N高)、S高等学校(同S高)は、2021年度の進路・合格実績を同校の特設ページにて公開した。

2021年度の進路実績は、大学や短大などへの進学が大きく増加。内訳では、大学等進学が32.20%(前年比7.18ポイント増)、専門学校他への進学が26.57%(同0.62ポイント減)、留学が0.80%(同0.17ポイント増)、浪人が9.72%(同0.97ポイント減)、就職が9.14%(同1.43ポイント減)、アルバイト等が9.58%(同2.79ポイント減)となった。進路決定率は88.01%(同1.54ポイント増)。

N/S高2021年度進路実績(2022年4月28日時点)

同学園は、大学等への進学者が大きく増えた要因として、進学志望の生徒の増加をあげている。前年の大学入試における進学希望者は全生徒の約36%であったが、2021年度は約43%まで増加。また、そのうち現役で進学先が決まった割合は前年に比べて4ポイント向上しており、現役合格率も伸びているという。

さらに、同学園では生徒のニーズに応えるために進学サポートを強化。2021年には専門チームを立ち上げ、増加する総合型選抜や学校推薦型選抜の利用者にも対応した進路志望別の進路相談や模擬面接、書類添削指導(英語レジュメを含む)など、一人ひとりに合った、1対1の進路指導を実施している。

また、学内向けに大学説明会等をオンラインで実施しており、2021年夏に実施した合同説明会では延べ3,000名の生徒・保護者が参加。加えて、バーチャル技術を使って大学構内を見学できる「バーチャルオープンキャンパス」など、生徒が大学を身近に感じられる取り組みも進めている。

合格実績は、東京大学・京都大学を含む国公立大学に75名(昨年比19名、33.9%増)が合格。私立大学では早稲田大学・慶應義塾大学66名(同35名、112.9%増)をはじめとして、多数の難関大学に合格している。海外大学についても、トロント大学(カナダ)、マンチェスター大学(英国)など、世界でもトップランクの大学に多数合格した。海外大学の合格者数は76名(同40名、111.1%増)となっている。

このほか主な就職先として、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社、株式会社ディー・エヌ・エー、ヤマハ発動機株式会社など多くの企業に就職。在学中にインターンとして働きながらプログラミングの能力を磨き、エンジニアとして企業に入社した生徒など、N/S高での学びを生かして就職する事例が多数出ている。