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N高・S高、 駒澤大学と共同で「バーチャルオープンキャンパス 駒澤大学」を開始

~コロナ禍における N/S高生の進路選択をサポート

学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校(以下、N高)、S高等学校(同S高)は駒澤大学と共同で、バーチャル空間内でいつでも大学のオープンキャンパスが体験できる「バーチャルオープンキャンパス 駒澤大学」をN/S高の生徒に向けて提供開始したことを発表した。

VRヘッドマウントディスプレイ「Meta Quest 2」を使うことで、駒澤大学のキャンパス内を実際に見て回っているかのような経験ができるほか、駒澤大学生の生活を疑似体験できるため、生徒は大学生活をより身近で具体的なものとしてイメージできるようになる。

「バーチャルオープンキャンパス 駒澤大学」の主なコンテンツは以下の通り。
・一人の駒澤大学生にフォーカスした「学生の一日」をバーチャル空間上で体験
・静謐な雰囲気の坐禅堂にて「坐禅」を体験
・医療健康科学部にて、最新の放射線医療装置を使った実践教育を体験
・文学部心理学科にて、鳩を題材にした「オペラント条件づけ」の実験を体験

坐禅堂での「坐禅」
最新の放射線医療装置を使った実践教育

また、生徒はアプリケーションに内蔵されたカメラ機能と自分のアバターを使って、あたかもキャンパス内にいるような写真を撮影して楽しむことも可能。

4月14日には、駒澤大学の教職員が「バーチャルオープンキャンパス 駒澤大学」を活用し、N/S高生向けにオンラインでミニオープンキャンパスを実施した。参加した生徒からは「実際に大学へ行かないといけないオープンキャンパスに、自宅からバーチャルで参加できる点がよかった」「実際のキャンパスの建物の雰囲気を体験できた」など高い評価を得ているという。

バーチャルオープンキャンパスはMeta Quest 2があればいつでもどこでも気軽に参加できるため、居住地にかかわらず全国のN/S高生が進学先を検討する上での一助となる。コロナ禍でオープンキャンパスに参加できないなど、生徒たちが思うように進路選択活動ができていない状況があるなかで、大学進学を未来の選択肢の一つとして実感してもらうのが狙い。

今回の駒澤大学のほか、現在、中央大学、近畿大学についても、学習アプリ「N予備校」にてバーチャルオープンキャンパスが利用できるようになっている。