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高槻市、全市立小中学校にAI型教材「キュビナ」を導入 約24,100人が利用

大阪府高槻市が、学習eポータル+AI型教材「キュビナ」を全市立小中学校59校に導入(出典:株式会社COMPASS)

株式会社COMPASSは、同社が開発する学習eポータル+AI型教材「キュビナ」が、大阪府高槻市の全市立小中学校59校で正式採用され、小学1年生から中学3年生の約24,100人が利用を開始したと2026年10月14日に発表した。

高槻市では、第2期高槻市教育振興基本計画において、「人や社会とつながり、学び続け、よりよい自分と社会を創る子ども」を目指す子供像に掲げている。その実現に向け、「たかめる力」「かんがえる力」「つながる力」「きりひらく力」のテーマのもと、授業改善やICT環境の整備を進めてきた。

キュビナの採用は、こうした取り組みの一環となる。導入にあたっては、AIが一人ひとりの理解度に合わせて問題を出題する機能が評価された。高槻市は、児童生徒の基礎学力の向上と主体的な学習に加え、教員による個々の学習状況に応じた指導につながることを期待している。

キュビナは、AIが学習者の習熟度や間違えた問題などを分析し、一人ひとりに適した問題を出題するデジタル教材だ。学習中のつまずきや理解度をリアルタイムで分析し、学習内容に応じた問題を提示することで、それぞれのペースに合わせた学習を支援する機能を備えた。

高槻市教育委員会 教育政策課の細野良和氏は、同市の教育振興基本計画において「ICT機器を活用した教育の充実」を重点的な取り組みの1つとしていると説明。キュビナの活用によって、児童生徒が「わかる喜び」を実感しながら基礎学力を高め、自ら学びを深める姿勢を育むことに期待を示した。

また、細野氏は「教員にとっても、児童生徒の学習状況を詳細に把握しやすくなることから、指導の重点化や効果的な個別指導につながると考えている。引き続き、個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実を図ることで、高槻の目指す教育の実現に取り組む」とコメントしている。

キュビナは2016年に提供を開始し、220以上の自治体・小中学校の約3,300校で、100万人以上が利用している。小学校と中学校の9教科に対応し、教科書に準拠した問題を中心に10万問以上を搭載。日々の授業や家庭学習などで活用が可能だ。

COMPASSは「新しい学びの環境を創り出す」をミッションに掲げ、キュビナのほか、探究学習ライブラリー「SPARKE(スパーク)」を小学校と中学校に提供。SPARKEは、2024年から小学館集英社プロダクションと共同で提供を開始した探究学習プログラムをもとに、2026年に正式リリースされている。