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スタディプラス、学校の自習室運営に初参入 修徳中高で学習データを活用

スタディプラス株式会社が、修徳中学校・高等学校の校内自習室「プログレス学習センター」の運営を開始(出典:スタディプラス株式会社、以下同じく)

スタディプラス株式会社は、東京都葛飾区の学校法人修徳学園 修徳中学校・高等学校と連携し、2027年4月から同校の校内自習室「プログレス学習センター」の運営を開始すると2026年10月9日に発表した。

スタディプラスが学校の自習室運営を担当するのは、今回が初めて。同社が提供するコミュニケーションプラットフォーム「Studyplus for School」を活用し、学習記録の共有や分析を通じて、生徒の主体的な学びを支援する体制を整える。

修徳中学校・高等学校では、これまでも校内のプログレス学習センターを拠点に、生徒の学習習慣の定着や希望する進路の実現に向けた支援を行ってきた。放課後や長期休暇中に集中して学べる環境を用意し、学習サポートや進路相談などを実施している。

また、同校はStudyplus for Schoolを導入しており、教員と学習センターのスタッフが、生徒の学習記録や面談内容を共有してきた。担任や教科担当の教員、部活動の顧問などが情報を共有することで、生徒の学習状況や日々の取り組みを把握し、個別の声かけや指導につなげている。

今回の連携では、こうした既存の仕組みを基盤に、スタディプラスが持つ学習データの活用方法や個別支援の仕組みを組み合わせる。自習室で学習する生徒だけでなく、自習室の利用が習慣になっていない生徒や、部活動との両立に課題を抱える生徒にも支援を広げる方針だ。

さらに、一部の生徒にはオンライン学習コーチングを導入する。日常的な学習支援に加え、面談を通じて学習状況や課題を確認し、目標に向けて継続的に学べるよう支援する。

同校の教科部長である島子昌浩氏は、今回の連携について、学習の量と質を高める習慣づくりの重要性を挙げている。学習データとAIを活用した分析によって生徒一人ひとりの課題を把握し、志望校から逆算した学習計画を支援する考えを示した。

Studyplus for Schoolは、生徒の学習記録をまとめて管理し、教員や教育機関のスタッフが確認できるサービスである。紙の教材やデジタル教材を使った学習履歴を一元化し、学習時間や取り組み状況を把握できる。

学習記録に加え、出席記録、入室記録、成績記録、面談記録なども集約できるため、学習指導だけでなく教室運営に関わる業務の効率化にも活用できる。同社によると、全国の学校や学習塾など2,800校以上が導入しているという。