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地方の公立高校に進学する「地域みらい留学」、入学者数が1000人を突破

一般財団法人地域・教育魅力化プラットフォームが進める「地域みらい留学」において、参画高校への都道府県外からの入学者数が1,000人を突破(出典:一般財団法人地域・教育魅力化プラットフォ―ム、以下同じく)

一般財団法人地域・教育魅力化プラットフォームは、地方の公立高校に進学する国内留学プログラム「地域みらい留学」において、都道府県外からの入学者数が初めて1,000人を超えたと2026年6月8日に発表した。

地域みらい留学は、都道府県の枠を越えて地方の公立高等学校に進学する国内留学プログラムである。2026年度は、参画する高校への道府県外からの入学者数が1学年で1,127人となった。2019年度の受け入れ開始以来、累計留学生数は5,000人にのぼり、地域みらい留学校は事業初年度の34校から約190校に広がっている。

地域みらい留学生の入学者数の推移
地域みらい留学の受け入れ高校数

同財団は、入学者数と参画校数の増加について、高校進学の選択肢が多様化している変化の1つと説明している。従来は、偏差値などを軸に、地元の学校から進学先を選ぶことが一般的だった。一方で、地域みらい留学の現場では、どの高校に進むかだけでなく、どのような環境で高校3年間を過ごしたいかを重視する中学生や保護者が増えているという。

「どのような環境で高校3年間を過ごしたいか」を重視する中学生や保護者が増加

高等学校を取り巻く環境も変化している。文部科学省の「学校基本調査」(2025年度速報値)では、通信制高校の生徒数が約30万人となり、高校生のおよそ10人に1人が通信制高校で学んでいるとしている。また、2026年4月から高校授業料の実質無償化が始まり、私立高校の人気が高まる地域もあるなど、学校選びに変化が起きている。

地域みらい留学では、親元を離れ、人口減少や高齢化などの課題に直面する地域の公立高校で学ぶ。少人数教育や、地域を学びの場にした探究学習に取り組む学びなどが特徴となっており、卒業生は大学進学のほか、地域での就職や起業、海外留学など、さまざまな進路を歩んでいるという。

同財団は、地域みらい留学を知る機会として、合同学校説明会「日本まるごと高校フェス」を札幌・東京・大阪の3都市で開催している。札幌会場での開催は終了し、東京会場と大阪会場で開催する。

会場では、全国の地域みらい留学校が集まり、教員だけでなく、在校生や卒業生から学校ごとの学びや暮らしについて直接話を聞くことができる。ブースでは、高校の学びや部活動を体験できるほか、制服や高校生が開発した商品の人気を競うコンテストも実施予定だ。

2025年6月に東京で開催した高校進学フェスの様子

東京会場は6月20日(土)と21日(日)、7月25日(土)と26日(日)、8月22日(土)と23日(日)に東京流通センターで開催。大阪会場は、7月11日(土)と12日(日)にOMM展示ホールで行う。いずれも入場無料で、入退室は自由。参加の事前申し込みは、特設ページで受け付ける。