ニュース

アスノオト、鹿児島県枕崎市と地域商社推進機構との連携協定を締結 地域活性化と関係人口の創出を目指す

株式会社アスノオトが、鹿児島県枕崎市と一般社団法人地域商社推進機構と地域社会の活性化および関係人口の創出を目的とした連携協定を締結

「さとのば大学」を運営する株式会社アスノオトは、鹿児島県枕崎市および一般社団法人地域商社推進機構と三者連携協定を締結した。

さとのば大学は、日本全国の4地域に1年ずつ暮らしながら現地の人と取り組むプロジェクト学習と、講師陣や在校生と学び合うオンライン学習を行き来しながら学ぶ新しいスタイルの大学。同大学の地域留学先では、地元企業や団体と連携して学生を支援しているが、自治体との連携協定締結は初となる。

枕崎市は、漁業や水産加工業を中心とした産業が盛んな地域であり、さとのば大学にとっても重要な学びの場となってきた。2024年度には、同大学の学生が1年間現地に滞在し、地域の名産である枕崎茶を活用したプロジェクトに取り組んだ実績もある。また、高校生や大学生向けに2泊3日の「Learning Journey」プログラムも実施し、全国の若者に地域の魅力や課題を伝える機会を提供してきた。

地域留学プロジェクトや地域留学体験プログラムを実施

連携協定に基づき、学生の地域滞在と学習を支援するプログラムの設計・実施や、インターンシップの受入先となる地域事業者・団体とのマッチング、地域活性化や新規ビジネス創出につながるプロジェクトの支援などを行う。さらに、地域での活動を広く発信し、関係人口の増加にもつなげることを目指している。

アスノオトは、地域で学ぶ学生たちと地域住民が関わりながら学ぶプロジェクト型の学びを支援する体制を強固にするとともに、次世代の地域リーダーや持続可能な地域社会の担い手の育成を進める。今後は他地域とも連携を進め、「プロジェクト型の学び×地域づくり」の新たなモデルを全国に広げていく方針だ。