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中高生のSOSを早期発見、教育相談プラットフォーム「ココシグ」提供開始

心理検査「シグマ検査」をWeb化

教育相談をサポートするWebプラットフォーム「ココシグ(ココロ×シグマ)」(出典:有限会社福岡心理テストセンター、以下同じく)

 有限会社福岡心理テストセンターと株式会社西日本心理テストセンターは、中学校と高等学校における教育相談をサポートするWebプラットフォーム「ココシグ」の提供を開始した。1983年から中学校や高校に提供している教育相談のための心理検査「シグマ検査」をWeb化し、学校生活アンケートと併用することでより効果的な分析を実現した。

 「ココシグ」の機能は3つで、心理検査の「シグマ」は生徒の「行き詰まり感」を多面的に診断、新たにSNSやネット環境についての質問を追加し、より実態に即したアセスメントが可能になる。

 学校生活アンケートは、質問や選択肢を学校仕様に自由にカスタマイズできるアンケート機能で、あらかじめ設定した「注意すべき回答」を選択した生徒がいるとアラートを出す機能がある。このため、一見問題がなさそうな生徒のSOSも早期発見できるとしている。

 さらに、個別相談機能はメールで個別に相談を受け付けるシステム。相談を受ける教職員や時間帯が設定可能で、「誰がどの教員に相談したか」という履歴を管理できる。

ココシグの機能は3つ

 福岡心理テストセンターは、不登校の要因として最も多いのは「本人に関わる状況」で、外から見えにくい内面的な行き詰まりを抱えている生徒が多いと指摘。そのため、生徒自身も言葉にできないSOSを客観的に拾い上げる必要があり、新年度や学期のスタートにはココシグのような検査が不可欠だとしている。