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ニトリとベネッセが探究教材を共同開発、ミライシードで配信

株式会社ニトリが、小学校社会科「ごみはどこへ」を題材とした探究学習教材を「ミライシード」で提供(出典:株式会社ニトリホールディングス)

株式会社ニトリは、株式会社ベネッセコーポレーションと共同で、小学校社会科「ごみはどこへ」を題材とした探究学習教材「資源がめぐるしくみを考える~企業から学ぶ循環のくふう~」を開発した。同教材は、ベネッセのICT学習ソフト「ミライシード」で配信を開始している。

同教材では家具の処分の難しさや、新しい資源を使い続けることによる課題に目を向けるところから学びが始まる。使い終わった家具をそのまま捨てた場合に何が起こるのか、資源を使い続けるとどうなるのかを考えながら、ごみを減らし、資源を大切に使うための工夫を学ぶ構成だ。

授業では、ニトリの商品や取り組みを例に、「つくる」「はこぶ」「つかいおわったあと」の各段階でどのような工夫が行われているかを調べる。商品ができる前から使い終わった後までを見通しながら、資源がめぐる仕組みを知ることができる。最後には調べたことをクラスで共有し、これからの未来に向けて自分にできることを考える流れとしている。

授業の流れ(出典:特設サイト「資源がめぐるしくみを考える~企業から学ぶ循環のくふう~」より)

教材開発の背景には、ニトリグループが環境目標「NITORI Group Green Vision 2050」のもとで進める、サーキュラービジネスへの取り組みがある。こうした活動を子供たちの学びにつなげる形で、ベネッセとの協業が実現。教材の監修は、札幌市立山鼻小学校の中田 充氏が担当した。

同社は教材配信に先立ち、2026年3月5日に札幌市立山鼻小学校で公開授業を実施。4年生68人が「つくる」「はこぶ」「つかいおわったあと」の中からテーマを選び、各場面でのニトリの工夫を調べ、クラスで共有している。

立山鼻小学校で行われた公開授業の様子(出典:株式会社ニトリホールディングス)

また、学習した内容を実践する機会として、ニトリの「かんたん分別マットレス」の分解・分別体験も実施。マットレスを覆う外側の布(側生地)を切り、資源となる金属コイルを取り出す工程を全員で行った。また、布製品の再資源化率の低さを学んだことを受け、児童が校内や家庭に呼びかけてタオルを回収。134枚をニトリへ届けた。

分解・分別体験やタオルの回収を通して、資源の大切さを学習(出典:株式会社ニトリホールディングス)