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9つのAIエージェントが学生の相談に対応、追手門学院大学

追手門学院大学が、大学公式アプリ「OIDAIアプリ」に生成AIを活用した学生向けAIアドバイザー機能「OIDAI+(オイダイ・プラス)」を搭載(出典:学校法人追手門学院)

追手門学院大学は、大学公式アプリ「OIDAIアプリ」に生成AIを活用したAIアドバイザー機能「OIDAI+」を搭載したと2026年4月8日に発表した。

追手門学院大学によると、教育分野において生成AIを使った学修支援が広がる一方、一般的な生成AIサービスはインターネット上の公開情報を基に回答する仕組みのため、学生ごとの履修状況や大学独自の制度を踏まえた具体的な助言は難しいという。OIDAI+は、その課題に対応するため、大学が保有する学修データや学内情報を統合したデータ基盤を基に動く仕組みとしている。

OIDAI+では、学生一人ひとりの履修情報や成績、学修ログ、就職情報などを参照。必要に応じて興味・関心、希望を尋ねて学内カリキュラムや課外講座、留学制度、就職支援などについて個別最適化した助言を返す。

また、学生からの質問に答えるだけでなく、履修登録の時期や学生の状況に応じて、AI側から学生に声をかける機能も備えた。同大学は、4年間の学生生活の中で、履修科目の選択や留学の検討、就職活動の開始時期を捉え、行動を促す伴走型の支援を目指すとしている。

機能面では、複数の専門AIエージェントが連携して回答を生成するマルチエージェント構成を採用。学生生活に関わる分野ごとに特化した9つのAIエージェントが連携し、幅広い相談に対応する。同大学によると、大学独自アプリ内にマルチエージェント構成のAIアドバイザー機能を搭載する取り組みは、2026年4月時点で日本初だという。

対話設計では、AIとのやりとりだけで完結させるのではなく、学生の気付きや主体的な行動を促すことを重視した。専門的な相談が必要な場合には、教職員による対人支援へ適切につなぐ仕組みも備えているのが特徴だ。